第5回 クレンジングの選び方

美肌づくりのポイントをプロが教えます!

美肌のススメ

 

第5回
 クレンジングの選び方

化粧水や美容液の美容効果にはとても関心があるのに、クレンジング料は「落ちの良さ」だけで選んでいませんか? しかし間違ったクレンジング料選びは肌を傷めてさまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。

極端な話、赤ちゃんのような弾力や水分のある美肌を維持できていれば、化粧水も美容液もクリームも必要ないかもしれません。しかし、肌にのせたメークや皮脂汚れなどはどんなに良い状態の肌でもクレンジングなしで勝手に浄化されることはありません。つまり生理機能にないケアになるので当然ダメージを伴うわけです。

美容成分で年齢とともに失われていく成分を補うことはもちろん大切ですが、クレンジング料によって日々肌にかかる負担やダメージをできるだけ少なくしてあげることも美肌を育てる上でより大切なことです。これは肌のアンチ・エイジングにもつながります。

クレンジング料には油汚れを浮かせるための油、水と油を混ぜて洗い流すための界面活性剤の2つが含まれています。界面活性剤は肌や体に悪いことで知られていますが、クレンジング料には欠かせない成分です。ひとくくりに界面活性剤と書きましたが、これには肌や体にやさしい植物由来のものと石油由来の合成のものがあります。後者を合成界面活性剤といい、これは人体に有害なものですがたいへん安価なため多くの化粧品に使用されています。オイル・クレンジングはよく落ちる分とても強い合成界面活性剤を含んでいることが多いため肌への負担も大きいです。

拭き取りシート・タイプは防腐剤、強いアルコールが含まれているものが多いのと、摩擦による刺激が避けられません。旅行先や急なメイク直しなど簡単に落とさなければならない時だけにしたいですね。

これらに比べ乳液タイプのクレンジング料は油分の量が多すぎず少なすぎず、使用する界面活性剤が少なく肌への負担も少ないのでやさしくメーク汚れを落せます。ですので、乳液タイプ、合成界面活性剤を使用していないもの(使用していないメーカーはたいてい記述しています)、あまりに安価でないもの、を選ぶ基準にしてください。

お肌に栄養を与えることと同じくらい、ダメージを減らすことにも気を付けましょう!

 


■山岡生香 IKUKO YAMAOKA

美容研究家・化粧品開発者。無添加化粧品アイホワイトの研究・開発と販売を日本、オーストラリアで行う。企業や雑誌への美容指導、執筆、個人へのスキンケア指導なども幅広く手掛ける。福岡県出身、シドニー在住。
Web: www.i-white.net Tel: (02)9279-1747

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