第7回 日焼けは髪にとっても大敵

キレイをつくるヘア・ケア

ツヤツヤのモテ髪を手に入れよう!

 

第7回 日焼けは髪にとっても大敵

太陽がさんさんと照る夏が到来します。海へ行って日焼けをしたくなる季節ですが、ここはオーストラリア、日本の夏とは大きな違いがあります。もし10年後、20年後もきれいで健康的な髪でいたいとお考えであればぜひご注意ください。

海水はアルカリ性(PH8前後の弱アルカリ性)なのですが、髪の成分─タンパク質の一種であるケラチンは、PH10以上で溶けてしまいます。また、海水には塩分がありますが、塩分は髪から水分を吸い出し乾燥させてしまいます。

そして極めつけは紫外線で、メラニン色素を分解してしまいます。さらに日焼けによってキューティクルがめくれて乾燥し、枝毛、切れ毛の原因をも作ります。

カラーリングしている髪の毛は海水によるダメージでキューティクルがはがれ、さらに色落ちしてダメージが進みます。光老化現象という現象も引き起こします。髪だけでなく頭皮が日焼けすると皮がむけ、痛みやかゆみなどが発生し、乾燥してふけが出ます。

ふけを取ろうとシャンプーをし過ぎるとさらに潤いが取れてしまい悪循環です。こんな時はノープー(ノー・シャンプーの略:連載バックナンバー参照)の出番です。

シャンプーをしないでお湯だけですすぐ湯シャンも対策の1つでしょう。日焼けは一種の火傷を負っている状態なので刺激の強いシャンプーは使わず優しくすすいでください。

かゆいからといってつめを立てて洗うと傷が付きますので指の腹を使い、もみ込むようにやさしく洗いましょう。

太陽は上から照りますので、頭皮の中でも特に日焼けしやすいのは分け目とつむじです。顔の3倍は紫外線を浴びるそうです。毛の細い人はさらに日焼けしやすいのでご注意ください。

髪や頭皮の老化の原因は、自然老化・光老化・乾燥老化の3つです。髪は頭皮よりも光老化しやすく、枝毛・切れ毛・退色など、その影響はすぐ感じられます。

光老化・乾燥老化は、年齢に関係なく起こる老化現象です。日ごろのヘア・ケアを怠らないように心がけましょう。

UV対策として頭皮用・頭髪用の日焼け止めクリームやスプレーがあるので、こうしたものを活用するのも効果的です。

一番良いのは帽子をかぶり直接太陽光を浴びないことですね。心がけてみていただければと思います。

美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。一時日本帰国するも、10年にブリスベンで美容師として再出発。13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: muhd.com.au

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