パーマやカラーと”髪の傷み”の関係

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第26回 パーマやカラーと“髪の傷み”の関係

パーマやカラーは髪を傷めてしまうもの。そう分かっていても、おしゃれを楽しむためにパーマやカラーを試したいですよね。昔では珍しかったヘア・カラーは既にブームというより1つのスタイルとしてさまざまな国の文化の中に定着しています。髪の傷みよりもデザインとしてのおしゃれ志向を重視するという傾向は、今後もますます高まっていくだろうと思います。

お客さんのニーズに応えるために、日本の美容室ではパーマも当たり前のメニューの1つです。しかし実はオーストラリアでは、カラーは一般的ですが、パーマ・メニューはあまり浸透していないのです。何よりパーマが再現されにくい西洋人の髪質が大きな壁となっています。これは日本で言う“猫っ毛”で、毛が細いだけでなく髪を形作る成分の割合によってハリやコシが出にくく、パーマがかかりにくいのです。そのため、パーマをメニューに入れていないヘア・サロンがオーストラリアでは多いのですね。

髪質次第とはいえ、パーマやカラーを髪に施すと、多かれ少なかれダメージは避けられません。何度も繰り返せばスーパー・ダメージとして修復不可能な状態になってしまいます。ダメージ修復トリートメントもたくさん種類がありますが、実際は傷んだ部分を修復して元通りにできるのではなく、修復できたように見せることができる、ということです。それを良くなったと勘違いしてさらにパーマやカラーをすると、途端にその部分の組織が壊れてしまいます。壊れるというより、元々壊れていた部分にさらに追い打ちをかけることになります。

それでも「傷んでもいいからおしゃれがしたい」という人には、カラーのほうが良いかもしれません。パーマをかけるというのはかなり熟練した美容師でないと上手にできないと思いますし、自分でお手入れするのも大変です。

シリコン素材のトリートメントなどで髪をコーティングしていると髪が健康な状態に見えるので、本当の自分の髪の状態が分からない人も多いと思います。一度、そういったトリートメント剤などをすべて取り除いた“素髪”の状態を体感した上で、どんなおしゃれをするか選んでみるのも良いかもしれませんね。

美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。一時日本帰国するも、10年にブリスベンで美容師として再出発。13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: muhd.com.au
髪についての悩みや疑問など下記アドレスまでご応募ください。
Email: nichigopress@gmail.com 件名:髪への質問

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