2歳半の子どもがいます。どんな風に歯が生え変わるのですか ?

ハッと驚く歯のはなし

ハッと驚く歯のはなし

Vol. 29
Q
2歳半の子どもがいます。これからどんな風に歯が生え変わるのですか ? どんなことに注意すればよいですか ?

A
 個人差はありますが、3歳くらいまでには約20本の乳歯が生えそろいます。このころにはだいぶ自分で磨けるようになるはずですが、磨き残しがあるでしょうから、仕上げ磨きは欠かせません。3分ぐらいならじっとしていられる年齢ですので、しっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。
 4歳ぐらいまでには歯磨きが毎日の習慣になるようにがんばりましょう。
 特に奥歯が虫歯になりやすい時期ですので、仕上げ磨きの時によく注意して見てください。デンタル・フロス(糸ようじ)などを使った、歯と歯の間のクリーニングも取り入れてみましょう。
 5歳ぐらいまでには、だいぶ歯磨きがうまくなっているはずです。お子さんに注意して磨く箇所などを教えてあげてください。また、お子さんと一緒に歯科医院で歯磨きの講習を受けると、ポイントを押さえて磨くことができるでしょう。
 6歳ぐらいになると、乳歯の奥に6歳臼歯と呼ばれる永久歯が生えてきます。生涯使うことになる大事な奥歯ですので、虫歯にしないようにしましょう。
 歯磨きだけではなく、食生活も虫歯の大きな原因となりますので、虫歯になりやすいお菓子を控え、間食の回数を減らすことも心がけてください。歯科医院でシーラント(細く深い歯の溝に塗布剤を流し込む虫歯予防法)の処置をしてもらうこともお薦めします。
 小学生になるころまでには、自分で十分な歯磨きができるようになるはずですが、低学年のうちは6歳臼歯の仕上げ磨きを手伝ってあげるのが理想です。高学年になると、今度は歯磨きのサボり癖がついてくるようです。さらに新しい永久歯が生えてくるころでもありますから、きれいに磨けているかどうか、週に1回程チェックするといいでしょう。
 中学生ぐらいになると、12歳臼歯と呼ばれる永久歯が生えてきます。これも大事な奥歯ですので、きちんと磨くように教えてあげてください。夜食などで食生活も不規則になるころですが、就寝前の歯磨きを怠らないことが大切です。


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イアン・マラトス
Dr. イアン・マラトス歯科医院

歯科医歴24年。多数の日本人患者の診察・治療経験を持つ。1年間の日本滞在経験もあり、日本語が堪能。日本の歯科事情はもちろんのこと、日本人社会のシステム、日本文化にも深い理解がある

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