歯と歯の間をしっかりと掃除するにはどのようにすればよいのでしょうか?

医療 HEALTH

日豪プレス何でも相談

Q: 日本で歯医者さんに行った際、歯と歯の間をしっかりと掃除するように注意されました。どのように掃除するのがよいのでしょうか? また日本とオーストラリアの違いを教えてください。
(36歳公務員=男性)

 

 

 

 

 

 

A: 日本でポピュラーなのはホルダー・タイプ


日本で人気の糸ようじ


日本で人気の歯間ブラシ

歯と歯の間を掃除する方法にはいくつかあります。特に日本ではフロスをするという習慣があまり見られないため、歯間に虫歯のある患者さんが非常に多いです。

日本の歯医者ではホルダー・タイプと呼ばれる糸ようじや、歯間ブラシを勧められることが多いと思います。ホルダー・タイプは持ちやすく使いやすいのが特徴ですが、数回しか使用できないためコストが高く、時には治療した詰め物などに引っ掛かり、詰め物が取れてしまうこともあります。

オーストラリアでは糸巻きタイプが主流


オーストラリアでは糸巻きタイプがよく使われる


使い方が難しいというデメリットも

オーストラリアでは、糸巻きタイプと呼ばれるフロスが一般的です。コストも安いこのフロスは、糸楊枝や歯間ブラシより詰め物を傷つける恐れが少ないのが魅力的です。しかし、このタイプのものは使い方が難しいため、誤って歯茎を切ってしまったり、傷つけてしまう恐れがあります。

そのようなデメリットをすべて解消しながら歯間をきれいにできる「ウォーター・ピック」や、「ウォーター・ジェット」と呼ばれる、水圧を使って歯と歯の間を掃除できる器具が存在します。20 年以上使われてきているものですが、近年になり、ほかのタイプのフロスよりも虫歯予防ができるということが証明されています。

この器具では、歯と歯の間を清潔にできるだけではなく、歯と歯茎の間も掃除することができるため、歯ブラシを行うよりも効果的だということも明らかになりました。さらに、水圧の威力により歯茎の血行が良くなり、歯茎の健康の維持もできます。特に、クラウン(被せ物)などの歯と歯茎の間は、歯ブラシや通常のフロスでは掃除しづらく、歯周病などにかかりやすいため、水流による洗浄は非常に有効です。「ウォーター・ピック」は170ドルくらいかかりますが、何度も使用することが可能なので、長い目で見ると通常のフロスを使用するよりもコストがかからないため、お勧めです。

ニュース/コミュニティー
水圧を使って歯の間の掃除ができる
ニュース/コミュニティー
歯ブラシを行うよりも効果的というデータも

何でも相談

ノックス・キム院長
シティ・ワールドタワー歯科
(Dental Clinic @ World Tower)

オーストラリア・シドニー大学歯科学部を卒業。キャンベラやストラスフィールドで勤務した後、03年にワールドタワーレーザー歯科を開院(東京・大阪・名古屋・千葉・京都・韓国・アメリカ・中国に提携クリニックあり、医療法人徳真会グループ)。一般歯科治療のほかにも多くの歯科関連資格を保持。インビザライン特別推薦ドクター。東京臨床協会(SJCD)、アメリカ審美歯科学会会員。シドニー大学臨床講師。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る