歯がしみる原因

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Q:  ここ最近、歯を磨く際に歯がしみるのですが、何が原因でしょうか? 治療する必要はありますか?
 
(42歳主婦=女性)

A: 歯が敏感になり、しみたりするのは歯からの危険信号です。もし症状が2日以上続くようでしたら、状況が悪化する前に、1度歯医者に訪れることをお勧めします。危険信号が起こる原因には以下のことが考えられます。

歯磨き中に歯が敏感になったり、冷たい物や熱い物がしみる場合

歯のエナメルが磨耗している

歯の磨耗は食いしばりや歯軋りの癖などから歯のエナメルが削れてしまうことです。また強く歯ブラシを行う癖がある方などにも出やすい症状です。歯のエナメルが削れることにより歯の象牙質が露出し、歯が敏感になります。

 

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エナメルが削れた状態の歯
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強く歯ブラシをするとエナメルが削れてしまうことも

 解決法として、コンポジットレジン(歯科用プラスチック)で象牙質をカバーすることにより、知覚過敏を防ぐことができます。しかし歯軋りや食いしばりの癖が見られる方には“ナイト・ガード”と呼ばれるマウス・ピースを製作する必要があります。

磨耗が見られる歯はとても軟らかく削れやすく、状況が悪化するのも早いため、早期の治療をお勧めします。センソダイン(Sensodyne)と呼ばれる歯磨き粉を使うことによって歯の感度を押さえることは一時しのぎです。虫歯ではなくても、磨耗を放置しておくと神経を侵してしまうこともあり、神経治療が必要になってしまう可能性も出てきます。

 

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虫歯の可能性も考慮すべき

虫歯ができている

  虫歯ができている可能性も考慮した方がいいでしょう。虫歯が大きくなる前にコンポジット・レジンやポーセリン・セラミックなどの詰め物による早期の治療をお勧めします。

 

歯が常に敏感な場合
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常に違和感がある場合は深い虫歯を疑ってみるべき

深い虫歯がある

神経に近い深い虫歯があると常に歯が敏感になってしまいます。神経治療などが必要になってしまう前にポーセリン・セラミックやクラウンなどでの緊急の治療をお勧めします。

 

噛む時に痛みがある場合
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歯と歯の間もしっかりとチェックするようにしたい

詰め物が緩んでいる

 詰め物が緩んでいたりする場合、詰め物の下にバクテリアが入り込み、2次虫歯を引き起こす恐れがあります。2次虫歯は、深く神経に近い虫歯になってしまうことがほとんどのため、早急に歯科医に行き検査することをお勧めします。

 
歯と歯の間に食べ物が詰まっている

 食べ物が歯の間に詰まってしまっていると虫歯ができやすくなる上、歯石や歯垢の原因になります。できるだけ早く歯科医に訪れ検査し、定期的に歯石・歯垢・染みの除去を行うことをお勧めします。


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ノックス・キム院長
シティ・ワールドタワー歯科
(Dental Clinic @ World Tower)

オーストラリア•シドニー大学歯科学部を卒業。キャンベラやストラスフィールドで勤務した後、03年にワールドタワーレーザー歯科を開院(東京・大阪・名古屋・千葉・京都・韓国・アメリカ・中国に提携クリニックあり、医療法人徳真会グループ)。一般歯科治療のほかにも多くの歯科関連資格を保持。インビザライン特別推薦ドクター。東京臨床協会(SJCD)、アメリカ審美歯科学会会員。シドニー大学臨床講師。

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