虫歯を発見する方法

医療 HEALTH

日豪プレス何でも相談

Q:  虫歯を発見する方法にもいろいろあると聞きました。そんな中、世界最先端虫歯発見器「キャリースキャン」というのが話題になっているのようなのですが、これはどういったものなのですか?
(32歳会社員=男性)

A:オーストラリアでは2000年から、歯科治療で一般的に使われる詰め物の種類が、アレルギーや歯茎の黒ずみなどを引き起こす恐れがある金属製から、「コンポジット・レジン」と呼ばれる歯科用レジン(プラスチック)製に替わっています。このコンポジット・レジンは虫歯のサイズと深度によって寿命が異なるため、虫歯の早期発見と早期治療が以前より重要になります。

虫歯発見の方法はいくつかあります。目で見えない虫歯を発見する時によく使われるのはレントゲンですが、虫歯がある程度のサイズまで進行しないと発見することは難しいのが現状です。初期段階の虫歯を発見するには、以前は写真③のように先の尖った器具を使って医師の感触を頼りに探知していました。しかし90年以降は、高度なレーザー・テクノロジー(写真②)を用いて虫歯を探知することが可能になっています。

虫歯が疑われる黒ずみを本当に虫歯かどうかを確かめるこの探知機のおかげで、レントゲンに写らない虫歯も発見できるようになったわけですが、その黒ずみ自体を見つけられなかった場合には、虫歯を見過ごしてしまう確率も少なからずあります。

そこで注目されているのが、ごく最近に開発された虫歯探知機「キャリースキャン」(写真①)です。歯の近くにかざすだけで、肉眼やレントゲンでは確認できない虫歯を発見できる優れもので、以前に治療した詰め物の下にできた2次虫歯も痛みもなく素早く簡単に見つけることが可能になります。

日豪プレス何でも相談
写真①:歯の近くにかざすだけで虫歯を発見できるすぐれものが「キャリースキャン」
日豪プレス何でも相談
日豪プレス何でも相談
写真②:9 0年以降は高度なレーザー・テクノロジーを用い虫歯を探知
日豪プレス何でも相談
写真③:以前は医師の感覚を頼りに虫歯を探知していました

何でも相談

ノックス・キム院長
シティ・ワールドタワー歯科
(Dental Clinic @ World Tower)

オーストラリア•シドニー大学歯科学部を卒業。キャンベラやストラスフィールドで勤務した後、03年にワールドタワーレーザー歯科を開院(東京・大阪・名古屋・千葉・京都・韓国・アメリカ・中国に提携クリニックあり、医療法人徳真会グループ)。一般歯科治療のほかにも多くの歯科関連資格を保持。インビザライン特別推薦ドクター。東京臨床協会(SJCD)、アメリカ審美歯科学会会員。シドニー大学臨床講師。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る