第16回 日焼け対策

気になる!女性のからだと健康 

気になる ! 女性のからだと健康

第16回 日焼け対策
 南極オゾンホールの影響で、日本の数倍の紫外線被害が懸念されているオーストラリアでは年間約40万人の人が皮膚がんを発症し、皮膚がんの発症率は世界でも最も高くなっています。
 こちらではよく新聞やテレビの天気予報で紫外線レベル(UV Levels)を見かけますが、この紫外線レベルが3を超えると皮膚や目にダメージを及ぼし、皮膚がんを誘発すると言われているため、紫外線対策が重要です。VIC州ではこの紫外線レベルが年間9月から4月の間で3を超える日がほとんどです。特に1日のうちでは午前10時から午後2時までが紫外線の最も強いピークに達しますので、気を付けなければなりません。例え曇っている日でも紫外線の強さは変わりませんので要注意です。

 オーストラリア中で推奨される“5つのS”の紫外線対策があります。
1. Slip – Clothing
 長袖、長ズボン(最低でもせめて7分丈)を着て、肌が直接日光に当たらないようにする。
2. Slop – Sunscreen
 日焼け止めを塗る。日焼け止めはSPF(UVB防止効果)50などという数値のものがありますが、一般的なSPF30でも適切に使用すれば、その効果は十分だとされています。さらにSPFだけではなく、PA(UVA防止効果)を現す+がついているもの、つまり“SPF30+”と表示されている日焼け止めを使用するのがベストです。そしてウォータープルーフと表示されていても、プールや海に入った後や長時間屋外で過ごす時は必ず3〜4時間おきに塗り直しましょう。
3. Slap – Hats
 帽子(つばのあるもの)をかぶる。
4. Seek – Shade
 なるべく日陰に入り、直射日光を避ける
5. Slide – Sunglasses
 目には日焼け止めを塗ることはできないので、サングラスをかける。
 日焼けをしてしまったら、まずは冷水に浸したタオルや冷水シャワー、氷などで火照りを鎮め、痛みが強い場合はパナドールなどの痛み止めを服用し、口から水分補給をたっぷり行いますが、炎症がひどい場合(日焼け部分が真っ赤になり、眠れないほどの激痛が続く、水泡ができたなど)はすぐに病院に行くようにしてください。皮膚の乾燥を防ぐためアロエベラやSorboleneクリームなどを1日に数回たっぷりと塗りこみましょう。


気になる!女性のからだと健康 

●千綿真美(ちわた・まみ)
日本語医療センター

約10年間の日本での看護師勤務の後、渡豪。
日本語医療センター・メルボルンで医療通訳兼オフィス・マネジャーとして4年勤めた後、
現在はパースをベースにメルボルン、パースの医療センターの総合経営マネジメントを務める

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