第29回 毛細血管の働き

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第29回 毛細血管の働き
美肌へようこそ!

 今回は毛細血管についてのお話です。肌は表皮、真皮、皮下組織に分かれています。表皮は肌を再生し、真皮は肌の張り、弾力を保つコラーゲン、エラスティン線維のほか、皮脂腺、汗腺があり、その間を毛細血管が張り巡らされています。
 これらの1つでも働きが衰えると、肌の潤いが失われやすく、肌の老化が促進されます。この中でも毛細血管はとても大事な働きをしていて、例えば、肌の血色を良くするだけではなく、栄養分を運んできて、老廃物を取り去ります。そして周囲の温度変化などの状況に応じて、拡張したり、収縮したりしています。
 この毛細血管の働きが悪くなるとどうなるでしょう。顔色が冴えない、顔色が悪い、赤ら顔、ほてりなどの原因になります。体全体でいうと、肩こりなどのこりの原因の1つは、血管の働きが悪くなっていることにあります。顔色が悪くなったり、ほてりやすい時は、体全体が疲れていたり、運動不足が影響しているかもしれません。ほかに考えられる原因は、体に十分な栄養を与えない食生活、ストレス、睡眠不足、老化、急激な温度変化などがあります。十分な栄養が体に入らないと、それを肌へも運ぶことができません。
 急激な温度変化にも血管はなかなか対応できません。冷たい刺激は血管を収縮してうっ血し、暑い刺激は血管が拡張し赤くほてってきます。寒い所から急に暖かい所に入ると、急に顔がほてるのがいい例です。また体調、更年期など自律神経が不安定になっても、血液循環が悪くなります。
 血管の働きを良くするには、まずは栄養バランスの取れた食生活を心掛けましょう。そして適度な運動をすること。適度な運動は、顔の表情を豊かにします。そして、物理的刺激を与えてあげるマッサージもお薦め。マッサージは筋肉の働きを助け、血行を良くしますので、週に2〜3回するといいですね。目の周りは疲れやすいので、毎日軽く目の周りを指で押さえるようにすると、案外疲れも取れるものです。洗顔する時も、水、ぬるま湯で交互に洗い流すと、血行を促進します。ほてりが収まらない時は、収れん化粧水をコットンに含ませたコットン・マスクがお薦めです。 


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著者プロフィル
西田智香子(にしだちかこ)

1989年資生堂神戸支社入社、99年4月来豪。03年資生堂オーストラリアに入社し、キャンベラをベースに営業・プロモーションを担当している
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美容講習・メーキャップ指導についての問い合わせ
資生堂オーストラリア
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