AUS教育システム/「Back to School」の季節

Education Systems Q&A AUS教育システムのしくみ

日本とは異なる教育システムに戸惑うママ&パパの疑問・質問に専門家がズバリお答えします。

「Back to School」の季節

Q: 今年イヤー1になる子どもがいます。昨年は、学校が始まるにあたりアセスメントやオリエンテーションがあったので良かったのですが、今年はいきなり在校生として学校が始まるので、どんな準備をして良いのか少し戸惑っています。

いよいよ新年度の始まりですね!今年もよろしくお願いいたします。

まずは、制服や筆記用具などの持ち物がきちんとそろっているかチェックして、足りない物は買いそろえておきましょう。

ご存知の方も多いと思いますが、オーストラリアのほとんどの小学校では日本のような始業式はありません。初日に直接教室に行くのかスクール・ホールに集まるのか、学校ごとに違います。そしてクラス替えをする時も、あらかじめスクール・レターなどでお知らせが来る、スクール・ホールで新しい担任から名前を呼ばれる、または学校やオフィスの入り口などに新しいクラス名簿が張られるケースもあります。

クラスが変わって新しい担任の先生になると、クラスの生徒がそれぞれ何ができるかを把握するために、新学期はいろいろなアクティビティーや勉強、時にはテストを実施することでしょう。そして、それらは日本のように一斉に進行するのではなく、学校によって、または担任によって全く異なります。

新しい担任の先生になった場合、以前担任をしていたクラスの保護者たちから先生の情報を集めると良いかもしれません。それは、先生によってクラスの運営の仕方が大きく異なるからです。まめな先生、大雑把な先生、体育が得意な先生、数学やコンピューターが得意な先生。先生によって授業のアプローチ方法や進め方、連絡事項のお知らせの仕方、宿題の出し方などが違ってきます。

ハイスクールの生徒さんたちには、出欠を取るホームルームの先生はいますが、小学校のような担任の先生はいません。ですから、何か相談がある時は、学年主任の先生に相談するのが良いでしょう。


新しいクラスになった場合、誰でも最初は緊張し慣れるのに時間がかかりますが、もししばらくたってもクラスが本当に合わない時は、まず担任の先生にアポイントメントを取って相談してみましょう。そして「担任の先生とどうしてもなじめない」という時や、担任の先生では解決しない問題がある時は、まずは学年主任に相談、それでもらちが明かない時は副校長先生か校長先生にレターを書いて相談してみましょう。きちんと相談すれば、何か解決策が見付かるかも知れません。

皆さんのお子さんが2017年の良いスタートを切れますように。



内野尚子(うちのなおこ)
プロフィル◎96年よりシドニー在住。11年間ローカルの幼児教育機関で教師「Authorized Supervisor」を務める。元日本語補習校代表兼教師。幼児から大人のための総合教育センター「Universal Kids(旧子どもクラブ)www.universalkids.com.au」の代表。NPO日豪教育サポート・グループを通して、在豪日本人のための現地教育のシステムや、バイリンガルなどの教育の情報共有に努めている。

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