AUS教育システム/保護者面談

Education Systems Q&A AUS教育システムのしくみ

日本とは異なる教育システムに戸惑うママ&パパの疑問・質問に専門家がズバリお答えします。

保護者面談

Q: 小学生とハイ・スクールの子どもが2人います。保護者面談は年に何回、行われるのが通常なのでしょうか? 一昨年は2回あったと記憶していますが、昨年は下の子の面談は1回しかありませんでした。加えて、いつも保護者面談に行っても5分ほどの時間しかなく、子どもたちのことについていろいろと聞くことができません。面談の時間を長くしてもらうことは可能なのでしょうか?

ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州では、保護者面談のことを「Parents & Teachers’Night」や「Parents & Teachers’Meeting」などと呼んでいます。大体どの学校でも年に1~2回、夕方から夜にかけて行われますが、日本のように全員ではなく、希望者だけです。

この相談者の場合、学校では毎年2回面談が行われるけれども、たまたま情報を逃して面談ができなかったということもあり得るかもしれません。また、NSW州では校長先生の権限が大きいので、校長先生や担任の先生の意向で、開かれたり開かれなかったりする場合もあります。

オーストラリアは共働きの家庭も多いので、保護者面談は夕方から夜にかけて開かれるのが一般的です。面談は、小学校やプリスクール、幼稚園では担任と行いますが、ハイ・スクールでは各教科担当の教師と行います。そのため、英語の先生と5分、数学の先生と5分というように複数面談を行う形式なので、気になる教科の先生にアポイントメントを入れるようにしてください。プリスクールやデイケアでは昼間行ったり、全くない所もあります。

確かに1人ずつの面談時間は短いですよね。大体1人に付き5~10分なので、もし聞きたいことがあれば事前に質問を用意しておきましょう。英語が得意でなければ、質問文を書いておく、通訳を連れていくなど、時間が有効に使えるように準備しましょう。

通訳には、自分のお子さんではなく友人や専門の通訳を連れていくことをお勧めします。過去に自分に都合の悪いことを言われた子どもが、全く違う通訳をしていたという話も聞いたことがあります(笑)。

また、教師をしている側からの情報ですが、大体面談に来る人たちは問題のない人が多いということです。もし本当に問題がある場合は、学校から呼び出しがあるそうなので、面談日以外に呼び出しがあった場合、どんなことをしても都合を付けて行ってくださいね。

何か相談したいことがあれば、個人的にアポイントメントを取って会いに行った方が良いです。その場合、放課後にアポイントメントが取れることはめったになく、朝の就業前や昼休みの時間に来てくださいということがほとんどです。

子どものことで気になることがあれば、早めに相談してみましょう。


内野尚子(うちのなおこ)
96年よりシドニー在住。11年間ローカルの幼児教育機関で教師「Authorized Supervisor」を務める。元日本語補習校代表兼教師。幼児から大人のための学習教室「Universal Kids」代表。「Universal Kids」やNPO日豪教育サポート・グループを通して、在豪日本人のための現地教育のシステムや、バイリンガルなどの教育の情報共有に努めている

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