「アセンブリーがある」とは何のことでしょうか。

AUS教育システムのしくみ

内野先生に聞くAUS教育システムのしくみ

日本とは異なる教育システムに戸惑うママ&パパの疑問・質問に専門家がズバリお答えします。

Q: Q: 現地校のキンディに通う子どもがいます。「アセンブリーがある」と子どもに言われたのですが、いったい何のことでしょうか。まだオーストラリアに来たばかり で、親子ともよく分からないので教えてください。

A:   「 ア セ ン ブ リ ー( a s s e m b l y )」と は、強いて言うなら日本の学校の 「 朝 礼 」の よ う な も の だ と 思 っ て く だ さ い 。日 本 の 学 校 は 授 業 が 始 ま る 前 に す る の が普通ですが、オーストラリアでは、モーニング・ テ ィ ー の 前 後 、授 業 の 前 な ど 、学 校 に よ っ て 時 間 帯が違うようです。小学校ではだいたい1週間に1 回、ハイスクールでは2週間に1回のところもあるようで、これも学校によってまちまちです。

AUS教育システムのしくみ

 アセンブリーの内容は、校長先生のお話、教師 からの伝達事項に続いて賞(award)の授与が行 われます。賞は、学校内外において勉強やスポー ツ、そのほかの活動で目覚しい活躍をした子ども たちに贈られます。

 そして、最後に生徒たちによる歌やダンス、演 劇などのパフォーマンスが行われます。毎回、パ フォーマンスを担当するクラスが決まっており、 時 に は 数 ク ラ ス 合 同 で 行 う こ と も あ り ま す 。ま た、アセンブリーには、担当クラスの保護者が招 待されることもあります。

 年度末になると、アセンブリーはプレゼンテー ション・ナイト(presentation night)として、夜に 保 護 者 を 迎 え て 行 わ れ ま す 。こ こ で は 、1 年 を 通 して目覚しい活躍をした生徒たちが表彰されま す。保護者たちが招待されるので、いつものアセ ンブリーよりややフォーマルな雰囲気です。

 ハ イスクールで も 同 様 のアセン ブ リー が 行 わ れ ま す が 、パ フ ォ ー マ ン ス を 行 う 担 当 の ク ラ ス はないようです。賞の授与に関しては、小学校の 時 よ り も も う 少 し 上 の レ ベ ル 、例 え ば N S W 州 の 大会や全国大会で上位の成績を修めた生徒な ど が 紹 介 さ れ ま す 。1 0 年 生 以 上 に な る と 、ア センブリーの時間に10年生の卒業式や日本の生徒会に当たるプリフェクト(prefect)の引継ぎ式 (prefect induction)などが行われます。


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内野尚子(うちのなおこ)

プロフィル◎6年半の香港駐在を経て、96年よりシドニーに在住。11年間ローカルの幼児教育機関に教師として勤務し、その間Authorised Supervisorも務める。現在は、児童教室「子どもクラブ」を運営する傍ら、日本語補習校の教師、NPO日豪教育サポート・グループでの活動も行っている。

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