早期介入プログラム(Childhood Intervention)

日本とは異なる教育システムに戸惑うママ&パパの疑問・質問に専門家がズバリお答えします。

 

早期介入プログラム(Childhood Intervention)

 

Q: 子供に障害がある場合、幼稚園や小学校でサポートは受けられるのでしょうか。もし可能な場合、どのようなサポートがあるかも教えてください。

幼稚園、小学校ともにサポートを受けることができます。生後すぐから就学前までのお子さんには、早期介入(Early Childhood Intervention)サービスというものがあり、コンサルテーションをはじめ、お子さんが通う幼稚園やデイケアやコミュニティー・サービスでのスペシャリストによる情報提供や指導、セラピーやセミナー、身体的サポートなど障害の種類によってさまざまです。例えば、以前デイ・ケアで、ダウン症のお子さんのために週3日午前中のみ、セラピストが来てマンツーマンで看てくれたことがありました。また、スピーチ・セラピーに週1回通いながら、ほかの日はデイ・ケアで教師たちがセラピストの指導書の下、ケアをするというケースもありました。サービスを提供するのは、幼児教育専門の養護教師、技能訓練士、心理療法士、ソーシャルワーカー、医者、看護師、視覚・聴覚矯正士、言語療法士、理学療法士など、子どもや家族のニーズに応じて変わります。

早期介入サービスは、家族を中心として子どもにとって自然な環境の中で毎日のアクティビティーを通して行われます。従ってサービスは、家庭内、アーリー・チャイルドフッド・インターベンション・センター(Early Childhood Intervention Centre)、プリスクール、ロングデイ・ケア、そのほかコミュニティーの各所で行われます。その目的は、子どもの保護者や関係者に障害の知識やサポートするためのスキルを提供し、子どもが家族やコミュニティの一員として生活していく事ができるようにするためです。NSW州のデパートメント・オブ・エデュケーション・アンド・トレーニング(Department of Education Training)では、3歳〜就学前のお子さんのためにアーリー・チャイルドフッド・インターベンション・クラス(Early Childhood Intervention Class)を運営しており、47か所の公立学校内に設置されています。通常1クラスは5〜8人で、保護者やサービス提供者と協議の上、個別学習プログラムが組まれています。

以上のサービスを受けるためには、下記にご相談ください。

 

●the NSW Parent Line:1300 1300 52 
●Disability Programs Consultant :(Sydney area 02 9217-4877, Northern Sydney 02 9886-7016)
●Early Intervention Association:1300 65 68 65、http://www.ecia.nsw.org.au/
※日本語通訳が必要な場合は、131 450に電話をして通訳を頼むことができます。
●お子さんによっては更なるサポートが必要な場合は、Inclusion and Professional Support Program、Intervention Support Program (ISP), Supporting Children with Additional Needs (SCAN)にも相談することができます。

 


内野尚子(うちのなおこ)

プロフィル◎96年よりシドニー在住。11年間ローカルの幼児教育機関で教師「Authorized Supervisor」を務める。元日本語補習校代表兼教師。幼児から大人のための総合教育センター「Universal Kids(旧子どもクラブ)www.universalkids.com.au」の代表。NPO日豪教育サポート・グループを通して在豪日本人のための現地教育のシラバスやバイリンガル教育の情報共有に努めている

 

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