幼稚園の先生について

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育児・幼稚園Q&A

育児・幼稚園に関するハテナを解決!
Q
幼稚園の先生は、どのような資格やスキルを持っているのですか? 日本とオーストラリアではどんな違いがあるのですか?(28歳主婦)
幼稚園の先生について


A オーストラリアで幼児教育を学んだ学生は、学校の卒業証書とともに資格が与えられます。資格の種類は3つ。TAFEもしくは専門学校で6カ月から1年で取得できる「サーテフィケート3」、2年通って取得できる「ディプロマ(0〜5歳)」、そして4年制大学を卒業することで取得できる「バチェラー(0歳〜小学校2年生)」です。幼児教育科卒業者に対して与えられる資格対象は保育園と幼稚園、4年制大学卒業者には小学校低学年までというように、おのおの決まったレベルの違う資格が与えられます(※3年制大学卒業資格もありますが、この場合は、小学校は含まれていません)。
一方、日本は学校によって、卒業のみ、保育士のみ(0〜5歳)、幼稚園教諭のみ(3〜5歳)と資格取得の有無・内容も多様で、幼児教育を勉強したからといって全員が資格を持っているわけではありません。また、保育園か幼稚園、どちらで働くかによって必要な資格も違ってきます。
勉強する科目は、オーストラリアが理論科目が圧倒的に多いのに対し、日本は保育技術科目が多く含まれています。例えば、オーストラリアの先生(4年制大卒)は、幼稚園の保育方針やセンター・ポリシーまで作成することが求められますが、体育遊びや音楽遊びなどの保育技術はそれほど厳しく求められていません。反対に日本の先生は(2・4年制大卒)、クラスでの保育方針を設定することはあっても、園全体のポリシーや方針の作成を求められることはあまりありません。しかし、保育技術に関しては厳しく、ピアノなどは必修です。
以下、資格ごとに内容を比較してみましょう。
◎サーティフィケート3:全般に子どもへの接し方について学ぶほか、レギュレーションやセンターでの規則など広く浅く学びます。そのほか、絵本の読み方や童謡そして、子どもの観察の方法、記録の取り方などについても学びます。現場に入ると、サーティフィケート3保持者は、アシスタントのポジションに就くことが多く、クラスの運営やカリキュラムを立てることはありません。なお、日本ではこの資格に該当するものはありません。
◎ディプロマ:サーティフィケート3よりさらに細かくすべてのことを学びます。低年齢児(0〜2歳)についてはカリキュラムの作成も行うため、子どもの発達段階についてさらに細かく学びます。また、クラスの中でリーダーシップを取ることもでき、クラス運営を行うため、手遊びや製作、ゲームなどひと通りのスキルも学びます。この資格は、日本での短大、専門学校幼児教育科卒業者で、幼稚園教諭2級免許、および保育士資格保持者に該当することがあります。
◎バチェラー:4年間にわたって幼児教育を学び、その内容は保育思想、子どもの発達や保育方法、クラス運営、カリキュラム作成など、保育理論から保育技術まで、多岐にわたります。また、センターにおいてはスーパーバイザーとしてほとんどの責任を担うことが多くあります。この資格は、日本での4年生大学幼児教育科卒業者で、幼稚園教諭1級免許、および保育士資格保持者に該当することがあります。
日本での有資格者は、州社会福祉局(DoCS)およびNOOSARで資格を査定する必要があります。


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木の実幼稚園インターナショナル
プロフィル◎日本人教員とオーストラリア人教員が互いに手を取り合い、互いの理念や価値観、伝統を生かし合いながら、シドニーで育つさまざまなバックグランドを持つ子どもたちの豊かな成長を願って日々の教育を行っている。

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