自分に負けない強い精神力 ー 土方凛輝さん

Super Kids

自分に負けない強い精神力

テニス・プレーヤー、土方凛輝さん(13)

世界でテニスをプレーする――13歳にして、その大舞台で活躍をしているのが土方凛輝さんだ。並み居るオーストラリアの強豪選手の中から代表選手に選ばれ、これまでイタリア、ドイツ、スロバキア、ハンガリー、フランス、アメリカなど、数多くのテニスのジュニア・ツアーに参加をしてきた。また、今年の2月には「ノーザン・ディストリクト・タイムス2013ジュニア・スポーツ・スター・アウォード」を受賞し、メダルとスポンサーのレベル・スポーツから1,000ドルが贈呈されるなど、大人顔負けの活躍をしている。

彼がテニスを始めたのは3歳のころだった。テニス・アカデミーを経営する父の影響で、テニス・ボールや小さなラケットが身近にあり、自然と手に取にとるようになったという。今年13歳となる彼のテニス歴は、もう10年。なぜテニスを続けられているのか、と尋ねると「うまくなっていくこと、世界中に行けること、テニスを通して友達ができることが楽しい」と答えてくれた。テニスは、彼の世界を大きく広げてくれるスポーツなのだ。

今は学校に通い成績トップをキープしながら、毎日のようにコートで2時間、ジムで1時間の計3時間のトレーニングを重ねている。「宿題もあるから…」と限られた時間のやりくりが大変そうな少年らしい様子も覗かせてくれたが、同世代のトップ・レベルで活躍する世界のプレーヤーは学校に通わず毎日5~7時間をテニスに費やしているという。

彼がほかの選手と比べ短い時間で世界と肩を並べるプレーができるのか。その秘訣は“自分に負けない精神力”にあると感じた。ライバルを意識するかという問いには「誰かを意識するというよりも、自分がうまくなることが大事」と答える。負けた試合があると若いうちは塞ぎ込んでしまいそうだが、「次は同じ相手に負けない。自分ができないことが分かるから、強くなるために学べる」と技術を向上させるための努力を惜しまない姿勢を見せてくれた。さらに、世界大会に参加する時はランク1位の選手に自ら声をかけアドバイスをもらうというが、そうしたスキルの向上に対する貪欲さが強さにつながっていのだろう。

最後に目標についても聞いてみた。「近い目標は、1つ年上も参加するITFワールド・ジュニア・テニスでの優勝。将来の夢は、プロになって、グランドスラムで優勝すること」。テニスに対するまっすぐなその姿は、夢が叶う日もそう遠くないのでは、と思わせてくれた。

 

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