【特集】気になる「あの人」に注目!インタビュー(ユミ・シュタイハウンゼンさん、板垣明香さん、山口範子さん)

PR 各方面で活躍中の日本人にインタビュー

旅行先としても定住の地としても人気のオーストラリア。日本からオーストラリアを訪れ、異なる文化や風土に刺激を受ける人も多いのでは。今回は、そんなオーストラリア滞在や在住の経験を持つ日本人にフォーカス。ビジネス・パーソンからパフォーマーまで、日豪両国での経験を通して語られる人生観や興味深いアドバイスに、新たな発見があるかもしれない。

ユミ・シュタイハウンゼンさん、板垣明香さん、山口範子さん ▶▶▶

ユミ・シュタイハウンゼンさん

自分だけでなく次の世代のために健康になろう!

日本では20代から40代の女性の間で最近話題になっている「菌活(きんかつ)」。身体に良い効果をもたらす乳酸菌や酵素などの善玉菌を食生活を通して取り入れることで、美容や健康に効果があるとされている。オーストラリアでも健康に対する意識の高まりとともに、食事で善玉菌を取り入れる考えが注目され、コンブ茶がブームになっている。そこでゴールドコーストでコンブ茶の販売や普及のためのワークショップを開催しているユミさんに、コンブ茶のことや健康について話を伺った。


英語が好きで、小学1年生から英会話スクールへ通っていたユミさんは、留学するのが夢だったと語る。中学校を卒業したら留学と思っていたが両親から反対されてしまったそう。そして高校の修学旅行でシドニーを訪れ、オーストラリアに魅せられてしまう。その後、英語の専門学校へ進学し、1カ月の短期語学留学でブリスベンにてホームステイを行う。この時ホスト・ファミリーの人たちと一緒にゴールドコーストを訪れ海の美しさに感動し、将来必ずゴールドコーストへ来ることを決意する。

日本で販売員としての社会人経験を積みながら、ワーキング・ホリデーのための資金を貯め、ついに2010年渡豪を果たす。ここでドイツから同じくワーホリで来豪していた現在のご主人と出会い結婚。オーストラリアで暮らすことになった。

本当の「健康」とは何だろう?

2012年の妊娠、出産が大きな機会となり、本当の健康について考えるようになったという。「妊娠中は免疫力が低下してしまいますが、薬を飲めません。そこでどうしたら免疫力を高められるのか、健康な赤ちゃんを出産するにはどうしたら良いのかを考え、自然療法や予防医学に興味を持ちました」と語る。ユミさんの祖母は当時は珍しい菜食主義者で「小さい頃から白砂糖や白米はダメ。食事はよく噛んで食べるように言われました。そんな祖母の影響もあったと思います」と話す。またご主人の母国ドイツは自然療法大国であり、義理の母はごく自然にハーブなどを使って自分で薬を作っていることにも感銘を受けたそうだ。

「今自分が健康でいられるのは、祖母から母、そして私へと受け継がれた食生活への考え方かもしれません」。現代は、昔は存在しなかった添加物や環境ホルモンなど、さまざまな人工的な物質が数多くあり、これらはアレルギーやぜんそく、アトピー性皮膚炎などの原因と考えられている。だが、これらを完全に摂取しないことは事実上不可能で、身体から毒素を排出するデトックスが重要となる。現代社会は便利さを追求し発展してきたが、健康な生活という点から見ると、弊害もあるのではないかと考える。「たとえば電子レンジはとても便利ですが、弊害も指摘されています。発明されて100年も経っていないのに大丈夫と言い切れるのでしょうか?もしかしたら次の世代に影響が出る可能性も否定できないのです」と警鐘を鳴らす。

世の中にはいろいろな健康法がある中、毎日の食生活は重要で「自分だけでなく、子どもや孫の世代のためにも健康な体を作らなければならないと思っています」と日々強い責任感を感じている。

コンブ茶を広めたい!

自然発酵飲料のコンブ茶は自分で作ることもできる
自然発酵飲料のコンブ茶は自分で作ることもできる

そんなユミさんが注目したのが「コンブ茶(KOMBUCHA)」で、これはかつて日本で大流行した「紅茶キノコ」だ。日本では一時的なブームだったが、世界では何百年も前から自然発酵飲料として飲まれ、近年ではアメリカを始めオーストラリアでもブームになり、日本でも再び注目されている。

コンブ茶は、甘く濃い紅茶にスコービーという種菌を加えて発酵させた飲み物で、プロバイオティックス(善玉菌)や酵素、ミネラルが豊富に含まれている。現在ユミさんはコンブ茶の販売や自分で作りたい人へ向けたスターター・キットの販売、そしてコンブ茶やデトックスに関するワークショップを毎月1回開催している。またニュートリション・セラピー(栄養法に基づく療法)を勉強中で、今後栄養学的な内容なども盛り込んでいく予定だ。次回のワークショップは7月13日(水)に予定している。興味のある人はフェイスブック(www.facebook.com/kenkowise.gc)やブログ(ameblo.jp/little-gc)をぜひ参照してみよう。

ユミ・シュタイハウンゼン◎1986年東京都出身。小さい頃から英語に興味を持ち、ゴールドコーストの海の美しさに魅せられてワーキング・ホリデーで来豪、現在のご主人と出会い結婚。2012年の妊娠、出産経験から自分と次の世代、またその先の世代にとって本当の健康とは何かを深く考えるようになった。祖母や母から受け継いだ生活習慣や考え方、またご主人の母国、ドイツの健康に対する考えなどにも影響される。1人の母親としても自然療法や「食」を通しての健康作りにコンブ茶に注目、その普及のための活動を行っている。■Email: kenkowise@gmail.com


板垣明香さん

ヨガとダイビングを通して、自然とつながった生き方を

幼い頃から泳ぐことと海が大好きだった板垣明香こと、さぁやさん。25歳を過ぎてからPMS(月経前症候群)や生理痛に悩むが「月経血コントロール・ヨガ」を学び解消する。ヨガを通じて心と体について学ぶうちに、女性の体と海につながりを感じるようになり、人間と自然が調和することに思いを馳せるようになる。そして美容家・長谷川朋美さんとの出合いから、多くの女性が魅力的であるがままの生き方を目指すための活動を計画中。そんなさぁやさんに話を聞くことができた。


現在ケアンズでヨガ・インストラクターとして活躍しているさぁやさん。彼女のヨガとの出合いは自身の「健康」にあった。25歳を過ぎてから重いPMS(月経前症候群)に悩まされて病院へ行った時、ピルを服用するか精神科で治療するかの選択を迫られたそうだ。どちらも選ばず自分で解決できないのかと模索する中でヨガと出合い、学び、そしてインストラクターの資格を取得するに至った。さぁやさんのヨガは「月経血コントロール・ヨガ」と呼ばれ、経血を体内に貯めておいて、トイレで腹圧をかけて排出するヨガだ。「特別な力ではなく、女性であれば本来備わっている力で、体や心を『ゆるめていく』ヨガです。私はお陰で長年の悩みから解放されました」と話す。

それまでもさまざまなことに挑戦していたが、どこか自信がなく宙ぶらりんな感覚があり、将来に対して不安を抱いていたというさぁやさん。そんな時、偶然カリスマ美容家の長谷川朋美さんのブログを知り、深い感銘を受ける。「私は自分に自信がある。それは外見などではなく、自分自身を誰よりもよく知っているという自信がある」という長谷川さんの言葉に感動し、直接会いに行って話を聞くうちに、いつしか長谷川さんのアシスタントとして活動を共にするようになった。

順調に活動していたさぁやさんだが、自分の人生で本当にやりたいことは何かと自問する。葛藤はあったが、自分の気持ちに正直に今を生きる、やりたいと思ったことはその時に挑戦すると決め、仕事・家・居心地の良かった環境を全て手放す決心をする。

本来の自分になるために

元々泳ぐことや海が好きだったさぁやさんは、日本でフリー・ダイビング(素潜り)のトレーニングを続けていた。オーストラリアでもトレーニングができる所を探していた時、ケアンズ在住の友人よりフリー・ダイビングのチャンピオンが新聞に掲載されていると聞いたことがきっかけで、ケアンズに移り住むことを決意。

地元のフリー・ダイビングのチームに所属して、現在では33メートルの深さまで潜れるようになった。その魅力を「30メートルを過ぎるとフリー・フォール(浮力が無くなり沈んでいく状態)になります。自分の体がまるで海に溶けていき、自然の一部になったような境界が無い感覚になります」と語る。これにはヨガとの共通点もある。ヨガで体について学ぶことは体と心をつなげ、人間も自然の一部であると感じられるようになることだといい、同様にフリー・ダイビングも自然とつながる感覚なのだそうだ。

現在はヨガとフリー・ダイビングのオリジナル・メソッドを現地のチーム仲間と提携し展開していくことに力を入れている。泳げない人でも体験できるメニューとなるそうだ。

心と体をゆるめるヨガ・レッスン中の様子
心と体をゆるめるヨガ・レッスン中の様子

更に「私が女性なので特に海との深いつながりを感じているのかもしれません」と言う。母親の胎内は海の中と極めて近い状態で、女性は生まれながらにして自分の体内に海を持っているとも言われ、生理現象も潮の満ち引き(月の満ち欠け)と大きく関係があるとされている。

「私のように生理トラブルで悩んでいる女性の力になりたいですし、“ゆるめる”ということの心地良さを実感して頂き、体は心と自然と深くつながっていることを感じて欲しいと思います。特に女性は体の中に海を宿しているので、より現実の海や自然と一体となり女性性を解放していくことができるはず。世の中がどんどん便利になる一方で人間本来の能力を忘れがちかもしれませんが、多くの人がヨガやダイビングを通して自分らしい本来の姿に近付ければと願っています。ご興味を持たれた方は、ぜひブログを読んでください(※プロフィル参照)」と語ってくれた。

板垣明香(さぁや/Sayaka Itagaki)◎月経血コントロール・ヨガ講師、体軸ヨガ講師、Lokahi Lifeコーディネーター。2歳から水泳を始め、19歳でスキューバ・ダイビングのインストラクターとして沖縄で働く。ホリスティック美容家の長谷川朋美さんのアシスタントとして、美容と健康、オーガニックなライフスタイルの提案しつつ、現在ケアンズでヨガのレッスンを行いながら地元のフリー・ダイビングのチームに参加してトレーニングを続けている。また現在も月経血コントロール・ヨガ&布ナプキン・レッスンを日本各地で活動中。
■Web: ameblo.jp/sayalokahi


山口範子さん

皆がありのまま、元気に楽しく生活してほしい

病気や不安など、生きていくには多様な悩みがあり、誰もがこれらを解決したいと願うはずだ。そしてその解決方法にもさまざまなアプローチ方法がある。範子さんは「レイキ」と「リーディング」で体や心、そして魂に働きかけるセッションをブリスベンを中心に行っていて、自身を「パイプ役」や「橋渡し役」と呼ぶ。宇宙にあるエネルギーや霊的な存在とコンタクトを取り、「誰もが本来の健やかな状態になり、輝く手助けを行う」という彼女に話を伺った。


人と共に生きたい

子どもの頃、テレビでマザー・テレサのドキュメンタリー番組を見て、人と共に生きることに深く感動したと言うのりこさん。「人間関係で悩んだりした時や、何のために生きるのか考えた時にマザー・テレサの生き方から大きな影響を受け、将来人の心に関わることがしたいと思うようになりました」と語る。

学校を卒業してから福祉関係のソーシャル・ワーカーとして子どもからお年寄りまで、幅広い人たちと触れ合い、イギリスで車椅子利用者のサポートを1年間行ったり、韓国へNGO活動に出かけたりと、日本だけでなく世界へと飛び出していく。これらの経験から住んでいる国や地域、宗教や文化、人種などを超えた人間愛があると実感したそうだ。

「大げさかもしれませんが、福祉を通して世界平和に貢献したいと願うようになりました」と話す。

そんなのりこさんに転機が訪れたのは2009年。心理学のセミナーがオーストラリアで開催され、出席するために渡豪する。その際、同じく心理学や意識に興味があった現在のご主人と出会い結婚、オーストラリアへ移住することになる。

レイキとの出合い

「当時、日本を離れるにあたり、病気療養中の父と離れてしまうことが不安で、何かできないだろうかと毎日考えていました」と振り返る。そして偶然「レイキ(霊気)」と巡り合う。レイキは日本より西洋の方が盛んで「Reiki」として一般的に認知されている。レイキとは宇宙のエネルギーのことで、これを学んだ人がパイプ役となり相手にレイキを送り届けることで、体や感情、精神、魂に安らぎや癒しを与え、さらに距離や時間を越えて作用することができる。このためのりこさんは遠く離れてしまっても、父親の力になれると考え、移住直前にレイキを学び、先生になるためのティーチャー・ディグリーの資格を取得する。

現在はAqua-Reiki&Readingを立ち上げ、ブリスベンを中心にレイキのセッションを行う他、ゴールドコーストやサンシャイン・コーストまで出張しセッションを行ったり、レイキを学びたい人を対象にワークショップを開催している。「レイキは瞬時に効果が現れる場合と、時間が掛かる場合がありますが、深いリラックス効果をもたらし、意識してもしなくても必要な所に必要な量が届きます。人によって疲れにくくなったり、便秘や冷え性、不眠症や不安症が改善されたり、悩みやストレスから解放され安らぎを得られたりします。また世界観や人生観が良い方向へ変わったという方もいます」

セッション室。ベッドは携帯でき、出張サービスでも活躍
セッション室。ベッドは携帯でき、出張サービスでも活躍

のりこさんはレイキに加え、リーディングも行っている。これはスピリット・ガイドという1人ひとりに付き添っている霊的なガイド、妖精や自然霊、亡くなった家族などの霊的な存在とコンタクトを取り、気になることを質問したりメッセージを伝える、いわば通訳的存在であるそうだ。

レイキとリーディング、どちらも自分の力を使うのではなく、ニュートラルな立場からエネルギーの橋渡し役をするのだという。「セッションを行うことは魂とのコンタクトであり、楽しいし謙虚になれます」と話す。そして「皆さんに、ありのままに元気で楽しく生きてほしいと願っています。またそれが世界平和や宇宙の摂理に沿うことにつながると信じ、活動をしています」と続ける。

レイキとリーディングはいずれも場所や距離は関係ないので、直接対面して行うセッションの他に、遠隔セッションやスカイプを利用したサービスも可能とのことだ。

レイキやリーディングに興味のある方が気軽に参加できる体験・練習会や、満月のお茶会も月1回のペースで開催している。ゴールドコーストなどへもセッションで時々訪れるそうで、「興味をお持ちになられたら、ぜひブログ(ameblo.jp/aqua-aquablue)を読んでください。最新の情報を載せています」と教えてくれた。

山口範子(Noriko Yamaguchi)◎臼井式レイキ・ティーチャー、社会福祉士、ケア・マネージャー(介護支援専門員)。日本では、病院などで福祉関係のソーシャル・ワーカーとして働き、イギリスや韓国などでも活動を行う。2009年に来豪した際に現在のご主人と出会い、翌年結婚。移住前にレイキのティーチャー・ディグリーを取得し、現在ブリスベンを中心にレイキやリーディングを通じて、悩みを抱える人、元気で楽しく暮らしたい人を対象に活動中。直接対面するセッションの他、近隣へは出張サービスを行い、遠隔地へはスカイプなどで対応する。
■ブログ:ameblo.jp/aqua-aquablue
■Web: aquareiki.com/wp/?lang=ja
■Email: noriko@aquareiki.com


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