【特集】オーストラリアの「米」事情③

特集

オーストラリアの
「米」事情

−2019版−

おうちで作れる!米料理レシピ

本ページでは、いつもとはひと味違う米料理を作ってみたい人たちへ、シドニー市内中心部に位置する「四季ジャパニーズ・レストラン」の料理長・河野巧氏と「Jazushi」の料理長・佐藤翔太氏にご協力を頂き、家で手軽に作れるレシピを考えてもらった。ぜひ一度、お試しあれ。

材料提供 <Simon Johnson>

サイモン・ジョンソンはフランスやスペイン、イタリアなど世界各地の食材や調味料、キッチン雑貨などを取り扱う輸入食品店。ヨーロッパを中心とした商品がセレクトされているが、その中でしょうゆやわさびオリーブ・オイルなどの日本の調味料も輸入している。更にシドニー・ウラーラ店では専用のチーズ・ルームを完備。常時5~10度の温度設定に加え、湿度も管理された室内はいろいろな種類のチーズが並び、好きな量を注文できるカット・オーダーも受け付けている。

■住所:55 Queen St., Woollahra NSW
■Web: www.simonjohnson.com
■営業時間:月~金9AM~6PM、土9AM~5PM、日10AM~4PM

Photo:Naoto Ijichi
Photo:Naoto Ijichi
Photo:Naoto Ijichi
Photo:Naoto Ijichi

ピリ辛わさびオリーブ・オイルと焦がしバターしょうゆの和風ふわとろオムライス

Photo:Naoto Ijichi
Photo:Naoto Ijichi

材料(2人分)

トマト・ペースト 100g
青ネギ 適量
刻みのり 適量
卵(Lサイズ) 4個
生クリーム 40ml
マヨネーズ 40g
無塩バター 20g
わさびオリーブ・オイル 10ml
ひしほしょうゆ 10ml
(オリーブ・オイルと合わせる用)+20ml(焦がし用)
スモーク・サーモン 50g
塩・コショウ 適量
煎り白ゴマ 適量

★サンライス社提供:「Koshihikari Rice」

★サイモン・ジョンソン提供:トマト・ペースト、卵、わさびオリーブ・オイル、ひしほしょうゆ、スモーク・サーモン

作り方

  1. トマト・ライスを作る。炊いた米(400g)にトマト・ペーストを合わせ、スプーンなどで混ぜ、塩・コショウで軽く味を付ける。細かく刻んだ青ネギ、煎った白ゴマを加えて混ぜる。
  2. オムレツの卵生地を作る。よく溶いた卵に生クリームとマヨネーズ、塩・コショウを加え、混ぜ合わせる。
  3. わさびオリーブ・オイルとひしほしょうゆを合わせておく(各10ml)。スモーク・サーモンを小さく切っておく。
  4. 器の真ん中にトマト・ライスを盛り、刻みのりを振りかける。
  5. フライパンをしっかりと熱し、バター(10g)を溶かし、フライパンの真ん中に卵液を流し込む(レシピの半量=1人分)。卵液の縁が固まってきたら、一度卵全体をかき混ぜる。
  6. 半熟のうちにフライパンを回しながらフットボール型に形を整え、オムレツの外側が固まったら、トマト・ライスの上に盛り付ける。
  7. オムレツを作り終えたフライパンにしょうゆ(20ml)を入れ、少し焦がして香ばしくなるまで火にかけ、オムレツの上にかける。
  8. スモーク・サーモンを散らし、わさびオリーブ・オイルをかける。カイワレ菜またはバジルなど、緑のハーブを盛り付ける。

食材選び&調理マル秘ポイント

  • オムレツは半熟がベスト。生クリームが「ふわふわ感」を出すためのポイントです。
  • お手軽感という意味合いと、日本産米の特徴を持つ「Koshihikari Rice」を使っているので、ご飯をフライパンでは炒めず、すし飯を作る感覚でご飯とトマト・ペーストを混ぜ合わせます。
  • 鍋に残ったバターと焦がししょうゆによる香りで食欲を増進させ、食事の期待を高めます。
  • 料理の仕上げに、相性抜群のわさびオリーブ・オイルとひしほしょうゆを加えることで、通常のオムライスにはないアクセントが付加されます(わさびオリーブ・オイルは辛みが強いので、かける量に注意してください)。
  • のりとゴマを加えることで、和が一段と強調されます。
Photo:Naoto Ijichi
Photo:Naoto Ijichi

レシピ考案者:河野巧(かわのたくみ)氏
愛知県名古屋市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校・技術研究所日本料理課程卒業後、懐石料亭・本吉兆で修業。その後、来豪しシドニーの最老舗高級日本料理店「四季ジャパニーズ・レストラン」で料理長を務める

【ひと言コメント】
 オーストラリアと日本の食材を組み合わせ。簡単にできて、なじみのあるメニューでありながら、和の要素を豊富に取り入れたワン・ランク上のお手軽料理を作りました。調理過程も含め、五感を通して味わってください。

スパニッシュ風 炊き込みご飯

材料(2~3人分)

270g(1.5合)
チョリソー 2本(8ミリ程度にダイス・カット)
タマネギ 1/2個(8ミリ程度にダイス・カット)
パプリカ(赤、黄、緑) 各1/2個(8ミリ程度にダイス・カット)
ニンニク 1カケ(みじん切り)
オリーブ・オイル 適量
パエリア・ストック 310ml
レモン 1/4個
パセリ 適量
マンチェゴ・チーズ 適量(すりおろし用)
塩・コショウ 適量

★JFCオーストラリア提供:「まっしぐら」(青森県産米)

★サイモン・ジョンソン提供:チョリソー、パエリア・ストック、マンチェゴ・チーズ

作り方

  1. 米を洗い、30分ほど水に浸した後、ザルに上げて約30分待つ。
  2. その間にチョリソー、野菜類(タマネギ、パプリカ)を切っておく。
  3. フライパンにオリーブ・オイル、みじん切りしたニンニクを入れ、弱火で香りが出るまで炒める。その後、チョリソーを加えて火を通し炒め終えたら、ザルに上げて余分な油分を切る。
  4. パプリカをオリーブ・オイルで炒める。
  5. 炊飯器に米、タマネギ、チョリソー、パエリア・ストックを入れ、米を炊く(通常の炊き方でOK)。
  6. 米が炊き上がったら、パプリカとチーズのすりおろしを加え、蒸らしている時間に温める(パプリカとチーズは入れた後、かき混ぜなくて良い)。
  7. 蒸らし終わったら、さっくり混ぜる。塩・コショウで味を調え器に盛り付け、パセリを散らす。レモンを添えて出来上がり。

食材選び&調理マル秘ポイント

  • 使用するほとんどの食材をスペイン産にすることで、より本場の味に近付くことができると思います。

レシピ考案者:佐藤翔太(さとうしょうた)氏
和洋を組み合わせたモダン・ジャパニーズ・スタイルを得意とする。シェフ歴15年。2009年に来豪し、複数のレストランでの経験を経て15年「Bar. H. Dining」での料理長時代に、シドニー・モーニング・ヘラルド「グッド・フード・ガイド」の称号「ワンハット」を獲得。現在「Jazushi」の料理長を務める

【ひと言コメント】
 サイモン・ジョンソンにはいろいろな国から輸入された厳選の食材がそろっています。その中で今回は自分の料理のバックグラウンドの1つであるスペイン料理を選びました。スペイン料理になじみのない人が多いかもしれませんが、この炊き込みご飯は簡単にできます。ぜひお試しください。


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