堀川高校「オペラハウスの真相に迫る!」

国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成することで知られる、京都の堀川高校。同校の生徒たちが3月にシドニーにある日豪プレス本社を職場体験学習で訪問した。この1日職場体験学習とは、さまざまな体験を通じて各職業の特色や仕事内容を理解し、将来の進路選択に生かすことを目的としたプログラム。今回は高校1年生の生徒5人が記者となり、取材から記事作成を体験した。以下に彼らのレポート記事を掲載。

オペラハウスとは

シドニーのオペラハウスは20世紀を代表する建築物として世界的にとても有名。イベントや公演は年間1,800ほど行われ、世界で最も忙しいオペラハウスの1つと言える。

建築


港に浮かぶ、美しいオペラハウス

オペラハウスは1973年に完成。当初予定していた工期は3年、予算は700万ドルだったが、実際には完成まで14年かかり、総工費は1億200万ドルにも上った。250年もの耐久性を見込んで建てたのがその原因の1つとされる。
デザインも、当時ではとても考えられないような奇抜で複雑なデザインだったため、世界中から注目を浴びることとなった。実は、オペラハウスの屋根は真っ白ではなく、白と黄色の2色から成る。これも、見る者のまぶしさを軽減のための工夫なのだそうだ。
屋根やタイル、石段に至るまで資材にもこだわり、それらのパーツをつなぐ際には、スペース・シャトルにも使われた接着剤が用いられるなど、当時の最先端の技術が採用された。
オペラハウスは、オーストラリアが持つ最高の舞台芸術センターであり、変化に富んだ歴史を持つ。建築家・ウツソン氏による設計案はとても大雑把だったが驚くほどオリジナリティーがあり、戦後のオーストラリアの建築業界にあった常識を覆すものだった。その後は、オーストラリア国内のみならず全世界にとっても20世紀の建築技術開発に大きく貢献した代表建築物として知られるようになった。


この斬新な形の屋根を実現させるためには大変な技術が必要だった

歴史に残る建築物は内装もどこをとっても立派

コンサート・ホール

オペラハウスのコンサート・ホールはシドニー交響楽団の本拠地でもある。収容人数は2,679人。音響効果に重点を置いて作られたコンサート・ホールでは、どの席でも素晴らしい演奏を聴くことができる。世界一大きい機械型のパイプ・オルガンも設置され、人々の心を惹きつけている。

そのほか


ガイドさんは流暢な日本語で親切に説明してくれた

NHK交響楽団から、各種合唱団、GACKT、由紀さおりまでさまざまな団体やアーティストのコンサートが行われる。音楽だけでなく、マジックやコメディーのイベントが開催されることも珍しくなく、新たな魅力となっている。毎年5月には、「Vivid Sydney」というオペラハウス一面にイルミネーションを映し出すイベントがあり、大勢の観客が訪れ賑わう。

感想

●Mikaさん

 少しの時間でオペラハウスの魅力を全部感じ取れたかどうかは分かりませんが、普段では味わうことのできない貴重な体験ができたと確信しています。さらに、ガイドさんからの説明を聞き、由緒ある建造物を見学させていただいているのだと改めて実感できました。

●Honokaさん

 初めて訪れたオペラハウス。その構造や内装に圧倒され、もちろん美しさにも魅了されました。ガイドさんの詳しい説明を聞きながらオペラハウスを堪能できたことは、一生忘れられない思い出です。

●Kotomiさん

 私は今まで写真でしか見たことないくらい、オペラハウスのことについてほとんど知りませんでした。しかし、今日取材をしてさまざまな建築の特徴を学ぶことができ、とても感動しました。次はオペラやコンサートを聴きに行きたいです。

●Kahoさん

 オペラハウスが何なのか知らないままオーストラリアに行きました。けれどガイドさんの説明や実際のリハーサルを聴いて、言葉では表現しきれない感動がありました。あんな所で、音楽を奏でたら歴史の重みをもっと感じることができるのだろうなと思いました。ありがとうございました。

●Koharuさん

 正直オペラハウスはどういうものなのか分かっていませんでした。でも今回ガイドさんにお話ししていただけて、どう造られたのかなどオペラハウスのことを深く知ることができました。貴重な体験でとても興味深かったです。

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