グローバル人材①

オーストラリア留学でキャリア・アップ

オーストラリア留学でキャリア・アップ

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グローバル人材①

昨年11月に2週間ほど日本に出張してきましたが、街では大学生と思われるリクルート・スーツ姿を多く見かけました。大学4年でいまだ就職が決まらず苦労している人と、3年生で早くも就職活動を開始している人が入り混じっていたと思います。不景気のために新卒の就職率は大卒で6割ほど、短大卒は2割ほどと、おそらく過去最大級の「就職氷河期」と言っても過言ではないでしょう。新卒に限らず、中途採用も同様に狭き門になっています。明るい兆しといえば、企業業績自体は上向きになってきたことでしょうか。

ただし、「氷河期」の中であっても必要とされる人材は存在します。日本滞在中よく耳にしたのが「グローバル人材」という言葉と、「企業はグローバル人材を求めている」という論調でした。その定義は、英語力と国際感覚に集約されます。国際感覚と言っただけではあいまいですが、私は「日本をできるだけよく知った上で、世界を知ろうとする意識」であると考えています。

世界を知ることはとても大事なことですが、その前にまずは日本を知ることです。語学学校に通学した人は必ず経験していると思いますが、教室での話題といえば、まずは自分のこと、そして出身国のことになります。日本人ほど自国のことを知らない国民はいないのでは?と思えるほど、国のことになると口を閉ざしてしまう人が多いのですが、これは英語力の問題ではなく、日本のことを知らない、あるいは考えたことがないからではないでしょうか。

自分が知らないことは、英語はおろか日本語でも発言することはできません。物事を知って、発言していくことがコミュニケーションになり、英語力の向上につながります。

それだけではなく、世界と比較する上でも日本をよく知ることは大事なことです。その上で「世界を知ろうとする意識」があれば、日本の長所短所に改めて気が付きますし、日本と比較することで世界基準を知ることができます。

世界中からの留学生、移民が集まるオーストラリアには、グローバル人材が育つ格好の土壌があります。短期滞在ではなく、本格的な留学などによってより意欲的にオーストラリア社会に参加すれば、グローバルな視点を持つチャンスをつかめます。英語力や学位も魅力ですが、グローバル人材として成長できることこそ、オーストラリア留学の真骨頂でしょう。


オーストラリア留学でキャリア・アップ

山口幸司(やまぐち こうじ)

金融業界経験後、シドニー大学大学院MOTコースに留学。一時休学を経て2007年7月卒業。現在、スタッフ・ソリューションで留学カウンセラーを務める。日本での人事担当経験と現職の経験を活かし、就職に有利な留学アドバイスを行う。日豪の就職事情にも精通。

 

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