第9回 ワンポイント・アクセントで注目度を上げる

SPEC Design College
デザイン・ラボ

ビジネス・シーンで生かせるデザインのコツを紹介するコラム。

第9回 ワンポイント・アクセントで注目度を上げる

企画書やプレゼンテーション、チラシで注目を引きつけたい場合に使用するのが、ワンポイント・アクセントです。ワンポイント・アクセントの飾りには、アイコンやふきだし、フレーム、バッジなどがあります。見出しや商品名にアイコンを添えたり、注目してほしいメッセージをふきだしやフレームの中に入れるなど、ちょっとした飾りを加えることで注目させることができます。

アイコンは星型や矢印などの記号から、ペンやマウスなどのオブジェクトまでいろいろな形がありますので、内容に合ったものを選びましょう。細部まで描かれたイラスト系は小さいサイズですと、何が描いてあるのか分からない場合がありますので、内容が分かる大きさで使用しましょう。

ふきだしとフレームは、丸型や楕円、四角形などの形があります。中に入る文章の量に合わせて選びましょう。この時、文章が読みやすいように十分な余白があることが大切です。十分な余白がない場合は、飾りと内容が一体化して逆に目立たなくなるので注意してください。

注目を引きつけるためには、なるべく目立つような飾りを選ぶのが基本ですが、色や形に気を付けましょう。派手な色の飾りがたくさんの場所に散乱していると、全体が見づらくなり、飾りにだけに目が行き、逆に内容が目立たなくなってしまいます。複数の飾りを使う場合は、全体のまとまりを崩さないように同じスタイルのものにしましょう。コツはつける飾りをシンプルにすることです。逆にインパクトができ、目に付きやすくなります。

ワンポイント・アクセントで注目度を上げることで、大切なメッセージを引き立て、より印象に残りやすくなります。効果的に使用してください。

 


 

著者・麻野高宏
◎グラフィック・デザイン歴28年。12年間、日本のデザイン会社での数々の功績を残し、1999年にグラフィック&ウェブ・デザイン会社「Studio SPEC Pty. Ltd.」をシドニーで設立。デザインの質と信頼性で定評を得る。2010年には現場で学ぶデザイン・スクール「SPEC Design College」を設立。Web: www.studiospec.com.au(スタジオ)、www.specdesign.com.au(カレッジ)

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