第6回:ライティング・テスト(アカデミック・ライティングについて)

IELTSスコアアップ宣言

タニヤ先生のIELTSスコアアップ宣言

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第6回:ライティング・テスト(アカデミック・ライティングについて)

 アカデミック・ライティング・テストで は、大学への入学や、専門職への就職時 に必要とされる筆記力があるかどうかを 試されます。

 前回のジェネラル・ライティングのテス ト同様、アカデミックも、試験内容がタス ク1とタスク2の2つに大きく分かれてい ます。

 採点基準と全体的な注意点は、先月説 明したジェネラル・ライティング・テスト と同じですので、今回は、特にアカデ ミックに特徴的な点について説明したい と思います。

 まず、アカデミックのタスク1では、グ ラフや図を見て150語以上でレポートを 書きます。このレポートを読めば、どん なグラフ/図で、どんな内容なのかがす ぐに分かる、という風に書かなくてはな りません。よく出題されるのは、棒グラ フ、円グラフ、解説図、数字のたくさん 入った表などです。

 解答で求められるのは、グラフ/図 が、何のどのような傾向を示している のかという点と、最も重要なポイント は何なのかということを正確に読み取 り、適切な言葉を使って説明することで す。単語も、日常会話よりは専門的/ 学術的な言葉使いをすることが求められ ています。例えば、傾向を表す場合、 slight decline、sharp increase、remain constantなどの表現を使います。

 タスク2では、250語以上で、社会問題 について論理的に意見を述べる文章を作 成しなくてはなりません。形式的には、 先月説明したジェネラル・ライティングの タスク2と似ていますが、内容的には、論 旨がもっとしっかりと組み立てられてい て、大学のエッセイや会社のレポートで 通用するような、正式の文章を作ること が求められます。

 アカデミック・ライティングはかなり難 しいものです。テスト経験のある生徒さ んに感想を聞くと、アカデミック・ライ ティングの難しさは、単なる和文英訳の 能力を超えたところにあるということで す。段落としては、4段落を費やして1つ の作文に仕上げるのですが、それぞれの 段落を論理的にまとめた上で、さらに全 体として説得力のある1つの意見を提示で きるか、というところに成否のカギがあ るようです。

今月のポイント:
この試験で高得点を取るには、日 ごろから常に英語で作文やレポート を書く練習を行い、それを誰かに見 てもらって不十分なところがあれば 直すということを何度も繰り返して おきましょう。またテスト時間中 は、ジェネラルの時と同様に、時間 配分に気を付けましょう。


◎タニヤ ディロン

グリフィス大学卒業(ビジネス専攻)。現在、ゴールドコーストでマストランゲージ•スクールを主宰。滞日経験10年。英語教師をする一方で日本語を学び、日本語能力試験1級を取得。マストランゲージ•スクールは開校2年目、タニヤ先生を含めた5人の先生が教えている。

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