【QLD教育特集2015②】オーストラリアの学校生活

教育制度編

学校生活編

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学校生活の特徴

プライマリー・スクールもセカンダリー・スクールも、州立校の場合、オーストラリア国籍や永住権保持者等の場合、学費は無料。ただし、制服、遠足などのレクリエーションなどの費用は負担しなければならない。私立高の場合、学費は学校によって大きく異なり、年間1万ドル程度から2万ドル以上と幅広い。以下、主に州立学校での学校生活の典型例をいくつか挙げてみたい。

●規模/授業時間/スクール・ホリデー
1クラスの生徒の数は、20〜30人前後であるところが多い。授業時間は、学校によって異なるが、おおむね午前9時から午後3時までとなっている。土日は休みになる。また、イースター・ホリデー、冬休み、春休み、夏休みといったスクール・ホリデーがある。

●制服・体操着
州立校には制服がある。私立校には制服がない学校もある。制服には、夏服と冬服があり、帽子、カバン、ズボン、スカートなどが含まれる。
学校内ではセカンドハンドの制服を販売している場合もある。また、フリー・ドレス・デイ(Free Dress Day)と呼ばれる、私服で通学する日も設けられている。体育の授業用に体操着と運動靴も用意する必要がある。

●「Sun Safety」
QLD州には「Sun Safety」と呼ばれる紫外線対策の基本方針がある。初等教育では、「no hat no play」をスローガンとし、帽子を着用しない子どもは外遊びをさせないように指導している。帽子が制服の一部となっているのもこのためである。太陽の光から目を守るためのサングラスの着用や毎朝登校前に日焼け止めを塗ることも薦められている。

●アセンブリー(assembly)
アセンブリーと呼ばれる、朝礼などの学校集会行事がある。内容は各学校によって異なるが、校長先生の話、教師からの伝達事項に続いて、学校内外で勉強やスポーツで活躍した生徒への賞の授与、生徒たちによる歌やダンスなどのパフォーマンスなどが行われたりする。

●モーニング・ティー/ランチ
給食はなく、お弁当かスナックを持参する。タックショップ(TUCKSHOP)などの売店で購入することもできる。午前中におやつなどを食べるモーニング・ティーの時間があり、午後もアフタヌーン・ティーの時間がある学校もある。

●学校行事
入学式はなく、初日からいきなり授業が始まる。終業式もないが、ダンス・パーティーが行われる学校もある。スポーツ・カーニバルまたはアスレチック・カーニバルなどと呼ばれる運動会がある。

●試験・成績表
成績表はスコア・レポート(Score report)と呼ばれ、初等教育では年に2回、中等教育では各タームの終わりに成績評価がなされる。中等教育ではタームごとに試験が行われる。成績は、各テストやアサインメント(Assignment)と呼ばれる課題などから総合的に判定される。

●スクール・カウンセラーの配備
カウンセラーを配備し、学習や生活態度について、生徒や保護者にカウンセリングを行う学校も少なくない。

●保護者の送迎
初等教育では保護者が送迎をする。終業時、子どもたちは決まった場所に集まり、教師と一緒に保護者の迎えを待つ。通学距離によっては「School transport assistance schemes」という制度を通じて、通学にかかる費用に対して補助が出る場合がある。また、既述のように、学校もしくは学校の近くのコミュニティー・ホールなどで就業時間外に有料で子どもを預かる、「Before and after school care」と呼ばれるサービスもある。「mychild」で検索できる(関連情報サイト参照)。

 

学力評価、実習・補習

オーストラリアでは、子どもたちの学年などに応じて、さまざまな目的を持った学力評価試験が定期的に行われている。以下、主なものである。

●「NAPLAN」
「National Assessment Program – Literacy and Numeracy (NAPLAN)(全国評価プログラム−読み書き能力と計算能力)」と呼ばれるテストが、公立校、私立校問わず、イヤー3、イヤー5(初等教育)、イヤー7、イヤー9(中等教育)の生徒を対象に毎年実施される。これは主に教師が生徒の基礎学力を測り、授業の計画を立てるために行うものである。

●「Overall Position (OP)」
オーストラリアでは、一部の大学や学部を除いて日本のような大学受験はない。高校の成績を参考に大学入学が決められる。その判断材料の1つとなるのがOP。「高等学校新卒学生順位」と呼ばれるQLD州独自のもので、州全体で何番目の成績なのかが、1〜25までの数字で表される。OPは、州の定めた科目を取り、後述するQCSテストを受けた人がもらえる。OPは、「オーストラリア大学入学順位」(ATAR)への換算も可能だ。

●「Field Position (FP)」
FPは「調整用評価」と呼ばれ、大学入学の際に、ボーダーラインにいる場合に評価に適用される。FPのスコアは、文章力、読解力、計算力、分析力、表現力の5つの領域から算出される。

●「Queensland Core Skills (QCS) Test」
QCSテストは、イヤー12の生徒が受験するQLD州の統一テスト。イヤー12のターム3の時期近辺に、2日連続で一斉に行われる。このテストを受験した生徒が上述のOPスコアをもらえる。

●「International Competitions and Assessments for Schools (ICAS)」
希望者のみが参加するテスト。ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)が主催し、世界20カ国以上の国で行われている国際教育到達度比較調査である。

●「Vocational education and training:VET」
イヤー10および、イヤー11〜12では、義務教育後に就職、またはイヤー12を修了後就職する生徒のために、職業訓練教育コースを設置している。

●「ESL」
QLD州の公立校では、英語を母国語としない生徒のために、「ESL (English as a Second Language)」クラスを設けている。すべての学校にESLクラスがあるわけではないので注意すること。

 

補習校と習い事

QLD州には、日本の文部科学省在外教育施設としてクイーンズランド補習授業校とケアンズ日本語補習授業校がある。QLD補習授業校は、ブリスベン校とゴールドコースト校がある。
 習い事や塾は、オーストラリアでも一般的である。たくさんある習い事の中から、子どもに合った習い事を見つけるには、無料体験レッスンや見学システムを利用するのも良いだろう。

関連情報サイト
■The Department of Education and Training(QLD州教育省)
Web: education.qld.gov.au
■mychild
Web: www.mychild.gov.au/sites/mychild

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