教育特集2016◆子育て・習い事 基礎編◆③オーストラリアで子どもを育てる

教育特集◆子育て・習い事 基礎編◆

NSWの教育システム

NSWの学校生活、習い事

体験談 <学校・教育編>

体験談 <学校・教育/習い事編>

体験談 <バイリンガル教育編>

子育て体験談 <学校・教育編>

※個人の感想・体験です。

家庭それぞれでしっかりした教育方針を立てることが大事
Sさん 夫:オーストラリア人、妻:日本人、息子(15歳、13歳、9歳)

3人の息子を育てています。子育て環境の良い点は、個人の自由を尊重するということです。移民の国で、それぞれ人種が異なるので全てに同じことは要求できないということがありますが……。また、学校はいわゆる「部活」というのがないので、3時に授業が終わると、その後の時間は自由に使えるというメリットがあります。


悪い点というか日本と違う点は、小学校では英語と算数以外は、教科は選択制になります。各教科をきちんと勉強したい人は結局塾に行かざるを得なくなります。

子どもが小学校5年生ぐらいまでは、たとえ家から近い学校でも、子どもだけで通わせることができません。下校時も授業が終わる3時には学校に子どもを迎えに行かなければならず、送迎が必要になります。働いている親は、始業前と終業後にあるアフターケア(有料)、日本で言うところの「学童」に行かせなければなりません。

私自身は日本で教育を受けたので、日本と比べシドニーでの教育で驚くこともありました。例えば掃除当番という制度が無く、子どもは教室などの掃除はしません。ランチに、ポテトチップスやお菓子を持参する子どもがいることにも驚きました。またイースターやクリスマスには、子どもにチョコレートがたくさん配られることにも文化の違いを感じました。


子育ての注意点は、周りに流されないことが大切だと思います。そのためには家庭の教育方針をしっかり立てることが大事だと思います。最近の傾向では、シドニーでも日本と変わらないほど、子どもに勉強を押しつける家庭もあるようですが、それもそれで家庭の方針だと思います。うちでは、小学生のうちは強制的に勉強をさせようとしたのですが、当の本人たちは勉強をしてくれませんでした。でも、中学生になって、ようやく気付いて勉強してくれるようになりました。

日本でいう中学と高校の間の学年に受験は無いので、割と伸び伸びと子ども時代を過ごしているように感じます。日本に比べて引きこもりや家庭内暴力というのもあまり聞かないので、やはり日本に比べたらストレスは少ないのかもしれないです。あとは、子どもが悪い方向に行かないようにガイドしてあげれば良いのではと思っています。


勉強だけでなくスポーツも思い切りできる点が良い
Kさん 夫:日本人、妻:日本人、娘(11歳)、息子(9歳、7歳)


オーストラリアでの子育ての良い点は、勉強のみに注力するのではなく、スポーツも思い切りできる環境があることではないかと思います。

ただ子どもが小さいうちは学校だけでなく、習い事に行くにも車で送迎をする必要があるので、他の兄弟や姉妹がいるといつも一緒に連れて行かなければならないのがとても大変です。この部分はオーストラリアで子育てをしていて、苦労をしている点ですね。


算数を英語で説明しなければならない難しさを痛感
Bさん 夫:オーストラリア人、妻:日本人、娘(11歳)

日本と違う点で印象的なのは「クラス・ヘルパー」という制度です。この制度では、授業中に親が子どものクラスにヘルパーとして入室し、勉強の進み具合や学校の雰囲気、先生の様子、クラスのお友達の様子などを見ることができます。


子育ての中で苦労している点は、子どもへの勉強の教え方です。例えば算数の勉強をしている時に、日本語で説明しても日本語の単語が子どもには通じず、英語での説明になることが多々あります。小学校3年生ぐらいの時は、まだ私の英語の単語力で算数を教えることができましたが、小学校4、5年生になると、小数点、分数、確率、面積など、算数に関する細かな英単語が必要となります。私が最初に日本語で説明するのですが、日本語を母国語としている人には当たり前の言葉でも日本語単語量の少ない子どもには「ブラブラブラ〜」としか聞こえないらしいです。その「ブラブラブラ〜」を更に説明しても「ペラペラペラ〜」としか聞こえず、結局英語で説明することになり、難しさを痛感しています。



たくさんの宿題を無理の無い範囲でどうやらせるかに一苦労
Yさん 夫:オーストラリア人、妻:日本人、娘(6歳)、息子(3歳)

昨年から長女がキンディーに通うようになり、宿題や課題が多く驚いています。必ずこの日までにという宿題ではなく、本人のペースに合わせてと先生から言われていますが、どうやってバランス良く勉強が嫌いにならない程度にやらせるかが、私にとって大きな課題になっています。


父親が教育に積極的に参加することへの驚きとメリット
Iさん 夫:日本人、妻:オーストラリア人、息子(18歳、14歳、1歳)

学校を選ぶ際、しっかりした設備があり、信頼できそうな教師がいて、しかも通学が困難でない学校を選定しました。息子2人が通う私立校は設備も充実していて、親子が参加するイベントも多いですね。子どものケアやカウンセリングなどもしっかりしています。規律に厳しい学校もありますが、基本的には子どもの自主性を重んじ、自由な雰囲気に満ちているのが、オーストラリアの学校の良い点だと思います。悪い点は、多文化国家の特徴でもありますが、特にシドニーの都市部で、生徒の国籍の偏りが顕著な学校があることでしょうか。また、学校によりますが、特に私立校は、毎週スポーツ活動への参加が義務となっています。競技場への送迎、応援などを保護者はしなくてはなりません。


オーストラリアで子育てをして驚いた点は、両親、特に父親が積極的に子育てに参加することです。私は仕事柄出張が多く、どうしても学校行事などに参加できない時は、妻の両親や友人の助けを求めました。しかし、できる範囲ではあれ、父親として積極的に学校行事に参加できたことはとても良かったと思っています。

また、基本的な道徳観念や行動規範が身に付くように、地元のキリスト教会に通いました。こうした場があることも、オーストラリアのメリットの1つだと感じます。


NSWの教育システム

NSWの学校生活、習い事

体験談 <学校・教育編>

体験談 <学校・教育/習い事編>

体験談 <バイリンガル教育編>

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る