笑って生きよう/福島先生の人生日々勉強

福島先生の人生日々勉強
笑って生きよう

どんな立場にある人にも、苦しい日、つらい瞬間というのはあるものですが、その真っただ中をどう過ごすかというのは、人生において本当に大事な選択なのではないでしょうか。そんな時、「とりあえず笑ってみる」というのが、何事においても1番役に立つ方法だと私は思っています。つらいこと、苦しいことの方が多いと感じる人生だからこそ、笑顔を奪われる時間は最少限にとどめたいものです。何かあるたびに鬼の形相で構えていると、そのうち顔が形状を記憶して本物の鬼面になってしまいます。

1人が不愉快な顔を見せれば、伝染して、場の雰囲気は暗く沈んでしまいます。特に、カップルや家庭など少人数の中にあってはその影響は甚大です。自分だけでなく、大事な人たちまでも暗く沈める鬼面など、不幸の素でしかありません。

マザー・テレサが敬愛されたのは、その行いの前にまばゆいばかりの明るさがあったからだと言われています。優しく楽し気な目の輝きに吸い寄せられ、まぶしい光に包まれて、日常の些事が消え去り安堵できたそうです。彼女がひと言ふた言、冗談を言うごとに笑い声が沸き立ち、その場全体が明るく楽しくなって、元気が出てきたというように、彼女は実に陽気に振る舞う人だったのです。光のあるところには、明るく温かい安心があります。光を失っている人には、常に不安と恐怖がつきまといます。自明の理とはまさにこのことで、自らが光源となって周りを明るく照らせば、自分の心も救われ、周りも苦しめずに済むのです。

ほほ笑みを絶やさないというのは、できているようで実はなかなかできている人はいないのではないでしょうか。たとえば今、ほほ笑みながら読んでいますか。人は無意識でいる時、あるいは真剣に働いている時に、怖い顔をしがちです。ボランティアで一所懸命にどなたかのお世話をしていても、ほほ笑みがなければ、癒やしになりません。自分の手元に集中して、相手の気持ちに寄り添うことをつい忘れてしまうのですね。優しくない訳ではないのです。優しくないなら、一所懸命に人のお世話をするはずがありませんから。ただ、ほほ笑みにはそういう難しさがあるということです。しかし、だからこそほほ笑みは尊い希望の光となります。

行動以上に笑顔ほど得難いものはないのです。ほほ笑みは自分自身の心を元気づけます。ユーモアは安らぎとなり、未来への勇気となります。ほほ笑みで希望の光を灯しましょう。ユーモアで幸せを招きましょう。逆境にあって冗談が言えるほどタフになりましょう。かけがえのない人生を笑って生きていけるなら、これほどすばらしいことはありません。


福島先生の教育指導

教育専門家:福島 摂子
大阪府出身。31年間、教育に携わり、教育カウンセリング・海外帰国子女指導を主に手がける。1992年に来豪。シドニーに私塾『福島塾』を開き、社会に奉仕する創造的な人間を育てることを使命として、幼児から大学生までの指導を行う。2005年10月より拠点を日本へ移し、日々活動の幅を広げていく一方で、オーストラリア在住者に対する情報提供やカウンセリング指導も継続中である。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る