高校生のURAフォーラムより テーマ「十代の飲酒」、ほか


URAフォーラムに参加した日豪の高校生たち

■特別寄稿

第3回 高校生のURAフォーラムより

文=シーハン宏子
ICET(Inter-Cultural Education Today)
高校留学プログラム       
CRICOS: 01466B Web: www.icet.edu.au

ICET(アイセット=Inter-Cultural Education Today)が主催して行われた高校生URAフォーラムの内容をシリーズでお届けしています。今回のテーマは「十代の飲酒」「喫煙」「人種差別」です。

 

【Teenage drinking】
 オーストラリアでは10代の飲酒が大きな問題になっている。オーストラリア文化として飲酒は祝いごとに伴い広く受け入れられており、10代(14歳以上)での飲酒経験は90%にまで達している(2013年VIC州政府資料より)。URAフォーラム参加者のアンケート調査では、自分が飲酒をすると答えた人は約10%だったのに対し、友達が飲酒すると答えた人は約60%に上った。友人間でのプレッシャー、NOと言える勇気、良いお手本になるべきことなど、会場参加型の討論を通して確認した。

 

【Smoking】
 日本にはまだタバコを吸っている人が多く、オーストラリアとの違いを検証しようと考えた。調査の結果、まだオーストラリアでも喫煙している人は多く、タバコに含まれる成分により体に害があり病気になる確率が高いこと、喫煙者のみならず家族や友人にも影響を与え、空気が汚染され地球温暖化にもつながることが分かった。
 喫煙の理由を調べてみると、ストレスが軽減できる、体重が減る、依存症のため、などが挙げられた。世界的に喫煙に対する規定が厳しくなっており、日本では青年が簡単にタバコを購入できないように「タスポ・カード」の導入などの取り組みが見られる。
 今後、多くの人に喫煙の害を知らせ、喫煙者を減らす努力をする必要があることを話し合った。

 

【Racism】
 オーストラリアには多くの違った背景を持つ人たちがおり、URAのグループの中にもさまざまな背景を持つ人たちがいる。オーストラリアの歴史で白豪主義から多文化共生の文化へと移行してきた中で、まだ多文化共生が完全に根付いているわけではなく、アボリジニ、移民などとの共生に問題を残していることが浮き彫りにされた。
 討論をしていく中で、人種差別には固定概念が関係していることが分かった。人種差別をなくすためには、人を見た目だけで判断するのではなく、コミュニケーションを取り、お互いのことを理解し合うことが必要であることを確認し合った。

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