中村紀子さん Victorian Collage of the Arts

メルボルンでHAPPY留学

 メルボルンの大学やTAFEに通う学生の生の声を届けるコーナー。今回は、ビクトリア芸術大学美術学科ペインティング・コースで学ぶ中村さんに話を聞いた。

中村紀子さん(23歳)
Victorian Collage of the Arts

■アーティストを目指して
 英語を話せるようになりたかった紀子さんは16歳の冬、当時通っていた日本の高校を辞め、単身渡豪した。ジローンのインターナショナル・カレッジを卒業後、ワーホリ・ビザを取得しメルボルンへ。アーティストになるという幼少のころからの夢を叶えるべく、メルボルンのアート系の学校で最高レベルと評されるビクトリア芸術大学に入学を決めた。  
 ペインティング・コースは4クラス編成。レクチャーとチュートリアルで構成される「美術史」は、歴史全体を学ぶのではなく、興味のある分野を深く追求する。「スタジオ」は各生徒がスペースを与えられ、作品制作に取り組む。個展開催のノウハウなど、アーティストとして活動するための基礎知識を身に着けるのは「プロフェッショナル・プラクティス」。音楽、ダンス、フィルム、シアターなど、他学科の生徒とともにコラボレーション・プロジェクトを行う「CFI」は、互いに良い刺激になると言う。
 現在3年生の紀子さんは、日夜、作品制作に心血を注いでいる。「自分の頭の中にあるイメージを具現化して人に伝えるのは難しい」と言うが、そこがアーティストの醍醐味でもあるだろう。また、在豪6年で英語が堪能な紀子さんでも「エッセー・ライティングはちょっと厳しいです」と苦笑い。アートの教科書に出てくる単語は日常の単語とは違うのがその理由だ。
■何足ものわらじを履いて
 学校以外では3種類のバイトをこなしつつ、“シナモン・ダイナモ”というエクスペリメンタル・ノイズバンドで、ボーカルとテルミンを担当。「メルボルンには大小さまざまなライブ会場があるので、多様なレベルのバンドが見られます。ローカル・バンドも結構おもしろく飽きません」。ギャラリーのオープニングにもよく足を運ぶ。「さまざまな人との出会いがあり、楽しいです」と、芸術と音楽の街、メルボルンを堪能している。  
 今年11月に卒業予定。卒業後は、スタジオを借りて作品制作をし、個展を開催するのが目標だ。チャンスがあれば、外国へ行って芸術活動もしてみたい。そのためにもキャリアを伸ばしたいと語ってくれた。
紀子さんのブログ
Web: cinnamondynamo.blogspot.com
シナモン・ダイナモのマイスペース
Web: www.myspace.com/cinnamondynamo

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