橘磨美さん La Trobe University 3年

メルボルンでHAPPY留学

 メルボルンの大学やTAFEに通う学生の生の声を届けるコーナー。今回はラ・トローブ大学のバチェラー・オブ・アーツで東洋学と中国語の2分野を専攻している橘さんに話を聞いた。

橘磨美さん(25歳)
La Trobe University 3年

■退路を断って留学を決行
 橘さんは昔から留学願望はあったものの、きっかけがつかめないまま大学に進学、経営学を専攻した。しかし、やはり海外で語学を勉強しようと思い立ち、退路を断つため大学を退学した。  
 東洋学を専攻したのは、観光通訳に興味があり、アウトサイダーから見た日本を知るためだ。授業では、アジア圏の文化、政治、歴史、宗教、ジェンダー、階級、教育などを学ぶ。よく「オーストラリアでアジアの勉強 ? 」と聞かれるそうだが、日本にいると分からない客観的な視点や、海外から見る日本の文化などを知ることができて面白いと言う。「もともと日本史が好きだったのですが、こちらで日本文化の奥深さや独自性などに気付き、ますます魅力を感じるようになりました」。
 また、英語はできて当たり前の時代ということで、中国語も併せて専攻している。中国語はスピーキング重視のカリキュラム。ビギナー・レベルから始め、スピーキングはまだまだと謙遜するが、周囲の意欲にも押され、手応えを感じる日々だ。
 授業の合間には、ローカルの友人とおしゃべりを楽しむ。「海外で勉強してるって気がします」と笑うが、英語の苦労は絶えない。特に専門用語は単語から覚えなくてはならないし、読書量も結構な量に及ぶので追いつくのに精一杯だそう。チュートリアルでは、突然10ページ近くのテキストをその場で要約してエッセイを提出、なんてこともあるのだとか。
■バレエとギャラリー巡りでリラックス
 友人と通うクラシック・バレエ教室は、貴重な息抜きのひと時。橘さんは16年間バレエを続けており、日本では留学前に子どもたちに教えていたほど。また、シティや郊外のアート・ギャラリーにも頻繁に足を運ぶ。「日本と違って、アートという存在が日常に浸透していると思うので、手軽に楽しめますね」。
 今年12月の卒業後は、日本に帰国し、英語での観光通訳士を目指して国家試験に挑戦する。これまで約5年間をメルボルンで過ごした橘さん。「『あれはダメ』とか『これはちょっと』といった、いわゆる世間体を気にすることなく、自分の好きなことを思う存分楽しめばいいと思う。ここはそれができる国だと思っています」との言葉が印象に残る。

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