【新企画】BBKのガチンコ・ダイエット企画

第1回

「何と言われようとご飯は減らさないよ」編

フィットネスジムで筋力トレーニングに励む

「趣味ダイエット、特技リバウンド」。これまでさまざまな場面で僕は挨拶代わりにそう言ってきたのだがネタではなく全くもってリアルな話で20歳あたりのころから、僕は何度も10〜15キロの幅で体重の増減を繰り返してきている。あまりに頻繁に太ったり痩せたりするので、たまにしか会わない仕事上の付き合いの人に「BBKさんですよね??」と戸惑われた経験もしばしば。そんな中、母親に言われたある言葉がある。

「いい加減デブはやめなさい」

母は太っては痩せてを何度も繰り返している僕の健康を憂いていた。一時期ロン毛でキレイ目ワイド・パンツに襟の長いシャツとストールを合わせるようなすかしたファッションにはまっていたころは、体型とファッションがアンバランスだとして「ふざけたコメディアンみたいよ」などと言って僕を傷つけた。

もちろん増減を繰り返していたので終始太っていたわけではない。だいたい2~3年のうち半年間くらいは太っていない時期があった。つまり短期的に見れば僕は何度もダイエットの成功者であり続けてきた。ダイエット成功の秘訣を語れと言われればおそらくひと晩では利くまい。こうすれば痩せるというBBKメソッドも確立し、その気になればいつでも痩せられると僕は自負していた。そのため、いつでも安心して太ってこられたのである。しかし、だ。30代半ばころからだろう。どうも今までのペースでは思うように体重を減らせなくなくなってきた。おかしいと思いながら体重はあれよあれよと過去最高値を更新し続ける。そしてついには母親に「あなた彦摩呂みたいよ」と言われるに至ったのである(彦摩呂さん、失礼!)。

来豪からの3年8カ月。僕の体重は実に20キロ近く増えた。そろそろ変わらなければならない。そう思っていた矢先、僕の目の前にライバル、おにぎり君が現れたのである。

ダイエット・バトルを申し込まれる

おにぎり君について少し書こう。彼は一時期日豪プレスで働いていた若者で業務の面から言えば笑えないエピソードを残してくれたがそれは今回置いておく。で、何をお知らせしたいかというと彼は何と約2年間で45キロ太ったというトンデモ・エピソードの持ち主だったのである。そんな彼がおにぎりをもぐもぐ頬張りながら言った。「BBKさん、ダイエット・バトルしましょうよ」と。いつ見てもおにぎりかアイスクリームを食べていた彼の姿に「そりゃ痩せないだろ」と心の中で突っ込みながら、しかし僕もほぼ毎日ランチにラーメンを食べていることを思い返し、人のことは言えないなと頭を掻いた。バトルを受けることを決意するとおにぎり君はご丁寧にも「ダイエット・バトル契約書」なるものを作成。そしてバトルの開始を社内で高らかにうたった。結果、スタッフ間で「だったらBBKさん、ダイエット記事書いてください」との声も上がり始めたのである。

すでに不定期ながらBBKコラムで自分のプライベートを切り売りしていることもあり、これ以上僕の自分語り記事が増えても読者は食傷気味ではないか。そう思うのだが編集部員たちは声をそろえて「そんなことはない。読みたい」と言う。いつかコラムで書こうとも思っていたテーマでもあったので、よしそれならばというわけでいよいよ腹をくくった次第である。そして僕がいよいよ腹をくくったのと同時に、おにぎり君はあっさりとフェードアウト。後には僕がダイエット連載をやるという事実だけが取り残された。おにぎり君、今、君がどこで何をしているか僕は知らない。だが、ひと言言わせてくれ。きっかけを与えてくれてありがとう。だけど投げっぱなしはひどくないか?

連載では今後専門家に話を聞いて実践するなど、月ごとにしっかりとテーマを設定しようと思うが今回は初月ということで“地ならし”に徹底したい。まずはさまざまなチャレンジの前段階となる生活のベースを整えることに専念しようと思う。

具体的な取り組みは3つ

今回、まず肝に銘じたいのが無理なダイエットはしないということ。そして体重を減らすことのみに専心するのではなくトータルで健康なボディを手に入れることを目指す。今後ことあるごとに披露していこうと思うが、過去無理なダイエットをしたことで何度かひどい目にあったことがある。特に過度の食事制限は禁物だ。食事制限によって半年間で12キロ落とした時はその後半年で15キロ増えた。つまり結果的に元よりも増えてしまったのである。無理なダイエットには必ずとんでもないリバウンドが伴う。

そこで今回、まず1カ月食事は何も変えず今まで通り。適度な運動を定期的に取り入れるという生活リズムづくりにトライした。食生活を一向に変えようとしない僕に「ダイエット始めたんじゃないの?」と妻はいぶかしげに聞いてくるが「何と言われようとご飯は減らさないよ」と答えた。また、分かりやすい目標設定も大切な要素。僕は日本から持ってきたはいいが入らなくなって放置しているサーフィン用のフルスーツを着ることを最終目標に据えることにした。さて、今回ダイエットのスタートに向けて具体的に行ったアクションは以下の3つだ。

●フィットネス・ジムに入会
元々スキーにバスケにサーフィンに、運動は結構するほう。そのため一部では「俊敏なぽっちゃり」と呼ばれているのだが、実際に運動しているのはほぼ週末だけ。それでは運動効果は望めない。日常的に運動をするにはジムなどに入るのが手っ取り早い。ジムへの通い癖をつけられるかどうかにはアクセスも重要なので、そこは会費などを出し惜しみしないことにした。週末は自宅最寄り、平日は通勤ルート内など複数の拠点があることが望ましく、どの店舗でも行けるプランに入会。途中でやめられないよう1年間の縛りも付けた。

 

●体重計を買う
毎日同じ時間に体重を測ることが重要。今回は体脂肪率に加え、水分量、骨量も測れるものを購入。これまで体重計を持っていなかったのも体重増加に拍車をかけたにちがいない。

 

●ダイエット・ノートを作る
毎日体重、体脂肪率、食事、運動をすべて記録する。体重や体脂肪率の変化を食事内容、運動内容から客観的に見られるので何をすれば体重が増え、何をすれば減るのかが明らかに分かるようになる。


まず最初のアクションは体脂肪率も図れる体重計を購入することだった


日本から持ってきたフルスーツはどう頑張っても膝上までしか入らない

そして6月1日、いよいよダイエットをスタート。そして自分の体重・体脂肪率に衝撃を受ける。90キロ越えは日本では経験がない。体脂肪率もこれまでの最高24パーセントをはるかに上回った。スタートの数字としてはなかなか挑戦しがいのあるものが出そろったのである。この1カ月はただジムに通い、記録を付け続けた。ジムに関しては週3〜4日のペースを保つことができた。これは問題なく続けられそう。なお、ジムでのエクササイズ内容は筋トレが中心。体重、体脂肪を落とすためには有酸素運動が効果的なのだが、体重を落とすためのアクションは重視せず、まずは筋肉をつけることに集中。基礎代謝を上げることと運動効果を高めるための準備だ。有酸素運動としては軽く20~30分程度走るか、プールで泳ぐかのどちらかを気分で選んだ。

1カ月トライをしたがやはり思った以上に変化が少ない。体つきは少しずつ変わってきたが体重、体脂肪率にはあまり変化が見られなかった。計測は毎朝起床時に行っているが、数字の上下に最も影響を与えているのは前日の食事内容という印象だ。

例えば前日3食しっかりと腹いっぱい食べた場合は1キロ以上増えているし、一方で、昼も夜も少なかった日の翌日は1キロ減っているなど如実に変化が見られた。結論としてダイエットという観点から言うと今月は本質的にはあまり変わってない。以前はこれくらいで結構減ったもんだが現時点では想定内。“地ならし”はしっかり終えたと思っている。ダイエットはまだまだ始まったばかり。今後の展開に乞うご期待。

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