BBKダイエット「流した汗はうそをつかない!?」

第2回

「流した汗はうそをつかない!?」編

先月はダイエットを始めるに至った経緯などにボリュームを割いたので今回は最初の1カ月間に行った“地ならし”に関して具体的な内容を追記するところから始めたい。内容を具体的に言うと①毎朝同じ時間に体重・体脂肪を測る、②体重・体脂肪に加えその日の食事と運動内容を必ず記録する、③スポーツ・ジムに週4日以上行く、この3つを「完全に習慣化する」ことを目的にひと月を過ごした。

①は毎朝布団から出たらすぐにやる、②は夜家に帰ったらすぐに記入するというルールを定め、体重計とノートを生活動線上に配置したことですぐに習慣化できた。これはいわゆる「レコーディング・ダイエット」と呼ばれる手法で、毎日の変化を把握することで行動や食事がどう肉体に変化を及ぼすか理解できるようになり、結果ダイエットにもつながるというもの。本来カロリー計算などもしたほうが良いらしいが面倒くさいので今は割愛している。できることをできる範囲で行いながら慣れてきたら少しずつやることを増やしていこうと思っている。

③に関してはやはり努力が必要だった。仮にジムに入会したとしても週に1~2回しか行かないのであれば実は肉体的にはあまり意味がない。きちんと筋肉を成長させ運動効果を出すためには中2日より多い日数は空けないほうがいいからだ(正確なメカニズムなどは専門家に今後取材予定)。やらないよりはもちろん良いし、精神的なリフレッシュにもなるが、効果を求めるのであれば少なくとも週に3~4回は行く必要がある。

定期的にジムに通うにはまず生活のサイクルからきちんと見直す必要がある。仕事が忙しかろうがなかろうがそれに左右されないこと、また持続可能でなければならない。ジムのロケーションなども含めて無理せず実行し続けられる環境がそろわなければジム通いは長続きしない。これは日本でも長らくジム通いをしていた経験から学んだ。生活のサイクルの見直しというといささか大げさと思われるかもしれないが行く行かないなどという迷いをなくし、行くのが当たり前という状態を作るためにはやはり最初が肝心だ。

「5キロ30分を楽に走れるようになる」が当座の目標。計測日は7月12日→19日→26日。少しずつ速まっている
「5キロ30分を楽に走れるようになる」が当座の目標。計測日は7月12日→19日→26日。少しずつ速まっている

ただ習慣化さえできればこっちのもの。ジムは行きさえすればだいたい誰でもそれなりに運動するものだからだ。だから、最初のひと月はトレーニングの量なども決めず「行って少しでも体を動かせばOK」程度の気持ちで通った。結局6月にはジムに17日通うことができた。平日も祝日も普段の行動の延長線上でジムに行くことができる環境を作ったことで、ジム通いは完全に生活の中に溶け込んだ。僕が入ったジムはシドニー中いたるところにあり、どこも比較的空いているのがありがたい。仕事帰りの閉店が近い時間帯になると片手で数えるくらいしか人がいないことも少なくない。かつて日本でランニング・マシンが空くのを待ったり、プールで泳いでいてほかの人とぶつかりそうになったり、閉店間際にシャワー・ルーム前で皆が裸で並んでいたことなどを思い返すと、実に恵まれた状況だなと感じている。

有酸素運動の比率を増やす

ジムに行った際はまず筋トレを行うことにしている。下半身は元々かなり筋肉がついていてこれ以上いらないので基本的に上半身を主体に行っている(筋トレのプログラムに関しては次回以降突っ込んでいく)。筋トレから開始をするのは筋肉を先に活性化させることで有酸素時の燃焼効率が上がるためだ。脂肪を燃焼させるためにはランニングや水泳などの有酸素運動が有効なのだが、筋トレを先にするとしないでは脂肪燃焼の開始タイミングが大きく変わってくるのだ。筋肉を動かした後であればすぐ燃焼するのに対し、していない場合は20分ほど時間が必要と言われている。そうした取り組みをベースに7月6日、ダイエット開始から6週目に入ったタイミングでより具体的なアクションとして以下の目標を定めることにした。

●(A)有酸素運動の量・質を増やす。まずは5キロを確実に30分以内で走るようにする。高校生のころ僕は10キロを40分くらいのペースで走っていたので最終目標はそこに設定しつつ、まずはその1.5倍のペースの達成を最初の目標に定めた。

●(B)わずか5分でウエスト・サイズがダウンするという巷で話題の骨盤枕ダイエットやインナー・マッスルを鍛えるトレーニングをジムのフリー・スペースで行う。

(A)に関してはずいぶん軽めの設定だと思われるかもしれないが、途中歩いたりしてしまうと間に合わなくなる可能性があるくらいのペースなので基本的には走り続けることになる。90キロ超えのボディで30分間走り続けるのはなかなかきつい。毎回何とか達成できているような状況が今も続いているが少しずつタイムは縮まっていてモチベーションの持続につながっている。

フリー・スペースでインナー・マッスルを鍛えるエクササイズ

また、日常で取り入れられるものにはどんどんトライしていこうと思い、(B)もその一環でジムで時間に余裕がある時に取り組んでいる。骨盤枕ダイエットという名前自体は新しいが、開いている骨盤を戻すことで痩せるという話は以前からよく聞く。たしか一時期流行った「朝2分ダイエット」も同じような裏付けの理論だった。

話題の「骨盤枕ダイエット」もひそかに取り入れている

後者はさておき、3週間、週4日以上のペースでしっかり走っていることもあり、体重減少のペースは速まってきている。「運動だけで痩せるのは大変」とはよく言われるが、汗を流した分、確実に効果は表れている。

次回は食事との付き合い方に関して考察しつつ、ダイエットに効果があると言われるゲルマニウム温浴にもチャレンジ予定。乞うご期待。

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 太ってからというものよく訪れるようになったのが洋服を直す店だ。日本で着ていたスーツのパンツは今やパツンパツン状態で油断するとすぐにびりっと股が割けてしまう。破れるたび買い替えるわけにもいかないので仕方なく直し屋(そんな呼び名でいいのか?)へ行くのだがそのたび当て布の面積が広がり、股ぐらのゴワゴワ感もそれに比例してどんどん増している。ちょっと硬めの現場取材では当然スーツにネクタイなのでパツンパツン・パンツで行く機会も多いのだが、撮影などの際にしゃがんだタイミングでびりっといってしまった経験も一度ではない。そんな時は表向き涼しそうな顔を保つのだが心の中では後ろから見えていないかなどドキドキしていたものだ。そしてぽっちゃりにとって地獄なのはこのパツンパツン・パンツ装着時に靴紐を結ばねばならなくなった時だ。かがめば腹が苦しいわ、しゃがめば股が破れるわでなかなかの難易度なのだ。そんな時僕はこっそりとトイレに行き、ズボンを脱いだ後、紐を締め直す。やれやれ太っているのも楽ではない。


<プロフィル>
BBK/30代後半♂。身長177cm。趣味ダイエット、特技リバウンドを公言し、20歳ごろから激しい体重の増減を繰り返すも2011年の来豪後は増える一方、気づけば20キロ増。日本から持ってきたサーフィン用のフルスーツも膝までしか入らなくなりいよいよダイエットを決意。スキー、バスケ、サーフィンと体型に似合わずスポーツ好きな俊敏系ぽっちゃり。妻からはぽっちゃり王子と呼ばれている。また、飼い猫のトビー、アビーに次いでチャビー(Chubby)と呼ばれることも。日豪プレス編集長

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