BBKダイエット「ついに奴が来やがった…停滞期」編

 BBKのガチンコ・体当たりダイエット企画

第6回
「ついに奴が来やがった…停滞期」編


※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

冒頭からいきなり悔しいお知らせをしなければならない。これまで比較的順調に進んできたBBKダイエットだが、5カ月を過ぎ遂に暗礁に乗り上げてしまった。前号でお伝えした通り9月下旬のシドニー・マラソンを終えてからしばらく体調を崩す、必要以上に食べてしまうなどダイエットのペースが崩れてしまっていたことからここ1カ月間は再び気持ちを入れ直してダイエットに励んだ。それにも関わらず全く成果が出ないひと月となってしまったのである。

レベルが低いせいもあるだろうがロングボードじゃないとせっかく波に乗ってもすぐに沈んでしまうようになった
レベルが低いせいもあるだろうがロングボードじゃないとせっかく波に乗ってもすぐに沈んでしまうようになった

11月上旬に僕はより具体的な目標として年末までにあと5キロ減らす(あわよくば80キロ代を切りたい)と心に決め、それを目標に11〜12月の2カ月間、今まで以上に運動にしっかりと取り組もうと考えた(食事制限はしないという方針はそのまま)。暖かくなってきたこともあり、週末は積極的に消費カロリーの多いとされるサーフィンに出かけ、またサマータイムで日が長くなったことを利用して会社帰りに公園で暗くなるまでバスケの練習をするなど運動のバリエーションを増やした。どちらも元々趣味なので運動量の増加を負担に感じるようなことはない。

またジムに行くペースもこれまでの週3回からほぼ毎日に変更。仕事が遅くまでかかりそうな日は夜一度会社を出てジムに行ってからまた仕事に戻るというようなこともした。

結果的に最も密度の濃かった期間には10日間連続運動をすることができた。ジムでは3日に1回のペースで全身の筋肉をしっかりとトレーニングし、またランニングは毎日行った。筋トレをしない日にも腹筋など回復の早い筋肉とコアマッスルを鍛えるなど工夫した。ただほぼ毎日ジムに行くというのは時間のやりくりも大変でモチベーションの持続が少々難しかった。そのため自前のボクシング・グローブを買ってボクシングにより積極的に取り組むなどジムでのトレーニングにも変化をつけるようにした。

だがこの1カ月体重は86キロ台と87キロ台を行ったり来たり。こんなに運動しているのになぜ?たしかにご飯は好き勝手に食べているがそれは今までも同じ。これが停滞期なのか……?もっと運動量を増やすべきか?だが正直これ以上運動を増やすのは時間的制約もあって厳しい。実際仕事など生活に支障が出てしまうだろう。さて、どうしたものか。

連続10日間行ったトレーニング内容

11月7日  筋トレ、5キロラン(マシン)
8日 筋トレ、水泳、4キロラン(マシン)
9日 コンディション・トレーニング、5.5キロラン(マシン)
10日 コンディション・トレーニング、3.5キロラン(マシン)
11日 筋トレ、3.5キロラン(マシン)
12日 コンディション・トレーニング、7キロラン(マシン)
13日 コンディション・トレーニング、3.5キロラン(マシン)
14日 筋トレ、2キロラン(マシン)
15日 ヨガ
16日 5.5キロ(トレイル・ラン)

食事内容を見直してみることに

会社帰りの屋外でのバスケは非常に気持ちいい。たまにローカルの3on 3に混ざることもある
会社帰りの屋外でのバスケは非常に気持ちいい。たまにローカルの3on 3に混ざることもある

このまま続けていれば停滞期を乗り越え再び体重が減るサイクルに戻る可能性はある。だがその保証はない。これを機にトレーニングや日々の活動量などのアウトプットだけではなく、しっかりとインプットにも目を向けてみることにした。この頑固な体に発破をかけるには、そろそろ食事内容にこだわってみる必要があるのかもしれない。

これまで「遅い時間には食べない、食べ過ぎない、よく噛む」ぐらいの緩いルールでやってきており、それで問題なかったわけだが、実際食べているものを一覧してみるとダイエットをしている人間の食事内容としてはたしかに量が多い。参考までに先に紹介したトレーニング期間に取った食事内容と翌朝の体重を参考までに公開する。

食事内容&翌朝の体重

11月7日 朝 :納豆ご飯、昼:醤油ラーメン、夜:飲み会(中華) → 87.45キロ
8日 朝&昼:納豆ご飯、水餃子、夜:アヒージョ、牛ステーキ → 85.8キロ
9日 朝 :なし、昼:牛肉弁当、夜:鮭弁当 → 86.35 キロ
10日 朝 :スープ、昼:ラーメン、夜:魚介スパゲッティ → 86.35キロ
11日 朝 :納豆ご飯、夕方:カレーライス → 86.35 キロ
12日 朝 :みそ汁、昼:カレーライス、夜:油そば → 86.9キロ
13日 朝 :みそ汁、昼:豚骨ラーメン、夜:豚キムチ丼 → 86.9キロ
14日 朝&昼:スクランブル・エッグ・納豆ご飯、夜:焼き肉(肉のみ) → 86キロ
15日 朝&昼:納豆ご飯、夜:寿司 → 87. 2キロ
16日 朝 :みそ汁、昼:豚骨ラーメン・ミニ豚丼、夜:カルパッチョのみ → 87.5キロ
グローブを購入したことでジムではボクシング・トレーニングを積極的にやるようになった
グローブを購入したことでジムではボクシング・トレーニングを積極的にやるようになった

いくら運動で相殺しているとはいえ、アスリート・レベルでやっているわけではない以上好き勝手食べるにも限界はある。また、見返してみると一時期は週1回に抑えていたラーメンなど麺類の回数が増えてきているのが気になる。制限はしないまでもある程度節度を持った食事をする心がけはやはり必要だろう。もう少し食事に気を使っていれば運動をがんばっている分、さらに勢いよく痩せていたかもしれない……。そう考えるとがぜん、食事改善への意欲がわいてきた。

一説によると食べた食事が体の変化として現れるには2週間ほどかかると言われている。だが毎日すべてを記録している自分の体験から言えることはやはり太りやすいものを食べた翌日にはたとえ身にはなっていなくとも確実に体重が増えているということ。そしてその太りやすいものというのは寿司などご飯ものや麺類、要するに炭水化物(糖質)だ。一般的に太るイメージのある肉では体重が増えたと感じたことは今回のダイエットでは一度もない。それどころか肉をメインに食べた翌日はほかの主食などを食べた日よりも体重が減るという印象だ。そのあたりの理論的な部分に関しては色々と本を読んで知識として蓄え初めているので次回以降触れていく。

さながらトレーニング連載みたいになっていた当連載もこれを持っていよいよしっかりと「食」にアプローチする局面に入ることになる。これで少しは女性読者の方にも興味を持っていただける連載になっていくのではなかろうか。これからの1カ月、運動はこれまで通りの週3〜4日のペースに戻しつつ、食事内容にしっかりとこだわった生活をしてみようと思う。これで止まっていた体重が再び動き始めれば良いのだが。乞うご期待。

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 2年ほど前のこと。シドニー市内の某セルフ式レストランのレジ前で料理が出来るのを待っていると、会計を担当してくれた店員Aに店員Bが小さな声で日本語で耳打ちした。「こいつサムに似てねえ?」。どうやら僕のことのようだ。Aは聞こえたのではないかというような様子でちらっとこっちを見たが、Bは「日本人じゃないでしょ」と言う(不思議なのだがある一定の人々にとって僕は日本人に見えないらしい)。否定するのも面倒なのでそのまま聞いているとAがBに尋ねる。「ところでサムって誰?」。そう、サムっていったい誰なんだ。Bは答える。「ロード・オブ・ザ・リングのサムだよ」。即座に端正な顔立ちの主人公の顔が浮かぶ。お、いい男ではないか。Aも「似てる気がする」と同意している。こそこそ陰口をたたいている若造たちに気分は悪かったが、「結果オーライ」と内心ほくそ笑みながら食事に入ることに。そして何気なくスマホで「ロード・オブ・ザ・リング サム」と画像検索。その後、現れた画像に僕はショックを受け食べ物がのどを通らなくなってしまった。さあ、ダイエットダイエット。


<プロフィル>
BBK/30代後半♂。身長177cm。趣味ダイエット、特技リバウンドを公言し、20歳ごろから激しい体重の増減を繰り返すも2011年の来豪後は増える一方、気づけば20キロ増。日本から持ってきたサーフィン用のフルスーツも膝までしか入らなくなりいよいよダイエットを決意。スキー、バスケ、サーフィンと体型に似合わずスポーツ好きな俊敏系ぽっちゃり。妻からはぽっちゃり王子と呼ばれている。また、飼い猫のトビー、アビーに次いでチャビー(Chubby)と呼ばれることも。日豪プレス編集長

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る