BBKダイエット「がっつり肉を食らう! MEC食にチャレンジ」編

 BBKのガチンコ・体当たりダイエット企画

第9回
「がっつり肉を食らう! MEC食にチャレンジ」編


※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

前回(連載第8回 Web: nichigopress.jp/live/bbk-diet/118741/)、連載期間8カ月で“健康的に”体重約12キロを落としてきたダイエット経験をベースに食生活の鉄則7カ条を書かせていただいた。お腹が空いてなければ食事のタイミングでも習慣で食べないようにする、油やお酒との適切な付き合い方、など何点か具体的なポイントをお伝えするとともに、大前提として食事内容の中で炭水化物(=糖質)を摂る優先順位を下げることが重要とお伝えした。

太る原因がおおむね糖質にあるのは間違いない。糖質の摂取量を減らすこと、摂る際にはなるべく最後のほうに摂ることが重要だ。食事の最初に糖質を摂ってしまうと血糖値が急上昇することになり、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量分泌されるのだが、インスリンは同時に脂肪を蓄える機能も持っている。そのため、インスリンの大量分泌=肥満という道筋が出来上がってしまう。そうならないよう、炭水化物を摂る際には野菜などから食べ、なるべく食事の後半に食べるのが基本だ。また、あえて食べたいと思うような時でなければ摂らないほうがいい。糖質を摂れば摂るほど太りやすいのは経験上これはもう間違いない。

肉、卵、チーズだけを食べる

糖質を控える生活の中で僕が感じたのは単に糖質を控えたところでインプットする食材を誤って栄養失調などになっては元も子もないということ。そんな中発見したのが日本で話題になっている(らしい)MEC食だった。

MEC食とはMEAT、EGG、CHEESEの頭文字を取った造語で1日に最低200グラムの肉、2〜3個の卵、120グラムのチーズを食べるという食事法(沖縄県の医師が提唱者。起源などに関してはネット上にも情報が多くあるので見てほしい)。量の上限はなく、お腹いっぱい食べても問題ない。この3種類だけで人間に必要な栄養素がほぼまかなえてしまうそうだ。その他に何かを食べたければミネラルを補える葉野菜がお勧めとのことだがそれも必須ではない。

自宅で焼いたスコッチ・フィレ、プローン&温泉卵載せ。これだけがっつり食べても大丈夫!
自宅で焼いたスコッチ・フィレ、プローン&温泉卵載せ。これだけがっつり食べても大丈夫!

とりあえずMEC食を始めて最初に感じたのはこんなに高カロリーな食事を毎食、お腹いっぱい食べていて良いのだろうかということ。空腹を我慢するというようなことにはもちろんならないのでダイエットをしている感は皆無だ。それどころかMEC食前よりも食事量、カロリー摂取量は増えている印象だ。また、限られた食材ということで飽きないかと最初は思うのだが、何の肉と指定されているわけでもないので、要するにタンパク質をしっかり摂れば良いのだろうと自分なりに解釈し、牛、豚、羊、鶏、魚と好きなものを好きなように調理して食べた。結果的に何かを制限しているという気持ちにはならなかった。

朝食は定番な感じ。肉は原型に近いもののほうがいいらしいがこの日はソーセージにした
朝食は定番な感じ。肉は原型に近いもののほうがいいらしいがこの日はソーセージにした
時間がない時のお弁当はこんな感じに。ちょっと寂しい感じだけどこれでお腹いっぱいになります
時間がない時のお弁当はこんな感じに。ちょっと寂しい感じだけどこれでお腹いっぱいになります
たっぷりチーズのチーズ・フォンデュもOK 。ダイエット中とは思えない食事
たっぷりチーズのチーズ・フォンデュもOK 。ダイエット中とは思えない食事

さて、結果どうなったかというと、体重はがくんと落ちた。そしてそれにも関わらず筋肉は大きくなった。ジムでの筋トレの効果がMEC食によって増した印象だ。また以前は下しがちだったお腹もすこぶる調子が良い。今回は実験としてトライしてみたが、全くもって無理がないので今後も続けてみようと思っている。

糖質制限の是非

実は最近日本で糖質制限を推奨してきた先生が亡くなったことで、糖質制限は健康に良くないのではという議論も巻き起こっている。実際、糖質をゼロにする生活を長く続けることが人体にとって良いのかどうかは僕にも分からない。糖質制限に対する反論でよくあるのは「脳は糖(ブドウ糖)がなければ働かない」というものだが、それに対して「体内で脂肪を燃やした後にできるケトン体がその代わりになる」とも言われている。専門外の僕に結論を出すことはできないが、実際僕自身は糖質を意識的に摂らない生活を続けても支障はなかった。とはいえこれには個体差もあるだろう。

ただ1つ言えることは何事もバランスが大事だということ。これまで何度も書いたが何かを制限するのは長続きしない原因となる。一時的に痩せても生活を元に戻してリバウンドするのでは全く意味がない。その意味では糖質を摂らない生活を一生続けて行くのは無理があるため、例えばラーメンなどを食べたいと強く思った時は体が必要としているのだろうと考え気にせず食べている。その際は少なからずリバウンドするが、それも含めて全体でバランスが取れれば良い。食べる時には食べ、あとから調整すればいいのだ。さて、目標体重まであと5.7キロ。いよいよ連載も終盤に差しかかってきた。次回もお楽しみに。

やんごとなき事情により2カ月間休載させていただきます。次回は2カ月分の成果を5月上旬にまとめて報告させていただきます。

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 以前、太ったことでスーツがパツンパツンになり、しゃがんだ際に破れてしまい何度も直しているという話を書いた。あれから体重が10キロ以上減った今、そのパツンパツン・パンツはぶかぶかパンツへと成り下がっていて、無理矢理ベルトで下がらないように固定している状況だ。そしてまた昨年買ったばかりで2回しか履いていないジーンズもぶかぶかすぎてまともに履けなくなった。思い返すと太ったことで僕のファッションはずいぶん変わった。昔はモード系のファッションが主体だったが、母に「太った人がそういう格好をしているとコメディアンみたいよ」と言われたのでやめた。以来、体型に合わせてシルエットの出にくいルーズなファッションばかりになり、ハーフ・パンツにデカT、パーカーなどというのが通常のスタイルとして固定化した。しかしそれらの服はどれも着られなくなってしまったのでやむを得ず服の買い替えを余儀なくされている。デブ時代に諦めていた服を着られるようになったのは素直にうれしいのだがお金がかかって仕方がない。そしてMEC食で肉代もかさんでいる。やれやれ……。


<プロフィル>
BBK/30代後半♂。身長177cm。趣味ダイエット、特技リバウンドを公言し、20歳ごろから激しい体重の増減を繰り返すも2011年の来豪後は増える一方、気づけば20キロ増。日本から持ってきたサーフィン用のフルスーツも膝までしか入らなくなりいよいよダイエットを決意。スキー、バスケ、サーフィンと体型に似合わずスポーツ好きな俊敏系ぽっちゃり。妻からはぽっちゃり王子と呼ばれている。また、飼い猫のトビー、アビーに次いでチャビー(Chubby)と呼ばれることも。日豪プレス編集長

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