BBKダイエット「出張で外食続き、リバウンド回避なるか!?」編

 BBKのガチンコ・体当たりダイエット企画

第10回
「出張で外食続き、リバウンド回避なるか!?」編


※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

2月下旬に10日間、及び3月中旬~4月上旬にかけて3週間と立て続けに2度、日本に出張してきた。合計約1カ月近い出張日程のうち約20日間は自治体からの招へいということで日本各地のスキー・リゾートを周遊した。日中の行動スケジュールは細かく決められており、昼食も夕食も先方が手配したものが提供された。

この10カ月、ダイエットのために週3~4日ジムに通って運動をしながら食生活の改善を試みてきたが、行動の自由、食事選択の自由がない状態ではこれまでのようなダイエット活動はひとまず停止せざるを得なくなったと言えるだろう。

スキーと簡単な筋トレで体を鼓舞

とはいえ、スキー・リゾートの取材では当然スキー板を履いて雪山を移動することになる。そのためある程度運度量の確保を期待できる状況ではあったが、どれくらい滑ることになるかは取材スケジュール次第。実際、長野県白馬村で過ごした3日間では雪山にスキー板を履いて上ったのは1日だった。

シール(スキー板が滑らないようにする滑り止め)を付けたスキー板で追いかけるがスノーシューを履いたボーダーには引き離されてしまった
シール(スキー板が滑らないようにする滑り止め)を付けたスキー板で追いかけるがスノーシューを履いたボーダーには引き離されてしまった

新潟県妙高エリアでのバック・カントリー・スキー。オーストラリアのスキー雑誌記者に撮影してもらった

新潟県妙高エリアでのバック・カントリー・スキー。オーストラリアのスキー雑誌記者に撮影してもらった

ただ、雪山に登ったその1日が実はかなりハードだった。当日は早朝から活動を開始。まずは白馬栂池高原スキー場の麓からロープウェイでゲレンデ中腹へ。そしてそこからヘリコプターに乗り込んだ。ヘリで一気に白馬乗鞍岳山頂方面へと浮上し、ある地点から今度は山頂に向けてハイクを開始した。

そのルートは通常あまり使わない難易度の高いルートだったようで、途中35~40度程度の急斜度も通った。足元がどんどん崩れ体を30センチ移動させるのも苦労するような場面もあり正直滑落の危険性も意識せざるを得ないシチュエーションであった。

約2時間のハイクで何とか山頂にたどり着き、そこから今度は一気に山を下る。案内役のスキーヤー、スノーボーダーを被写体にフォト・シューティングをしながら雄大な雪山を滑走。春スキーということもあり急な雪質の変化に一度は大転倒をしてしまったものの、気付けばスキー場トップあたりに戻ってきていた。トータル約4時間半ほどのバックカントリー・スキーイングは普段ジム通いをしているから何とかなったものの、そうでなければ上りの段階で断念していたにちがいない。

スキーの運動負荷はいわゆるジョギングと同程度と言われているが、トータルの運動時間は往々にして長い。結果的にスキー・リゾートを回った日々は高負荷の運動をキープできたと言っていいだろう。また、これらの日々、宿では最低限腕立て伏せなども行っていた。しかし、それでもなおスキー・リゾート滞在の日々で僕はあっという間にリバウンドしてしまったのである。

スキー宿では大量の夕食

滞在中はフル・コースの宴席が設けられるなどとにかく食事に関してはこれでもかという量が提供された。元来、提供された食事を残せない性質の僕は「多いな」と思いながらも毎食しっかりと食べてしまった。加えてそれまで控えていたご飯をはじめとした炭水化物もほぼ解禁状態。結果、約1週間で僕の体重は2.5キロほど増えてしまった

しかしそもそも運動はしているのだし、筋肉量が一気に減ったわけでもないため基礎代謝量は変わっていないはず。すぐに戻るさと気を取り直し、今一度これまでやってきた基本に立ち返ることにした。重要なのは食べる順番と噛む回数だ。野菜や汁物、肉や魚などのタンパク質をしっかりと30回以上噛んで咀嚼した後に芋類や米など糖質を多く含むものに手を付ける。そうした意識的な食べ方に戻したことで、結果的に米を食べる量が減った。ある時にはおかずだけで苦しくなってしまい、おひつを持ってきたホテルの従業員に「いらない」と答えて驚かれたりもした。主食である米を食べないのはやはり日本だと珍しいのだろう。

スキー場でのお昼はこんな感じ。もちろん美味しいのだがご飯の量がすごくて食べきるのがなかなか大変だった
スキー場でのお昼はこんな感じ。もちろん美味しいのだがご飯の量がすごくて食べきるのがなかなか大変だった
女性の担当者に案内してもらったエリアでは健康的なバランスの良い食事が出ることが多かった。
女性の担当者に案内してもらったエリアでは健康的なバランスの良い食事が出ることが多かった。
そばは炭水化物だが太りにくい食材と言われている。写真は野沢温泉スキー場の麓で行ったそば屋のざるそば
そばは炭水化物だが太りにくい食材と言われている。写真は野沢温泉スキー場の麓で行ったそば屋のざるそば

都心では移動時間がエクササイズに

スキー・リゾートを巡る日々の後は約1週間、毎日大量の資料を持って都内を移動し続けた。自発的に運動するような暇はなかったが、重いバッグを持っての都内の移動は結果的にかなり運動になっていることが分かった。以前当連載で紹介したウェアラブル・デバイスで日々の運動量は計測していたが、普段ジムなどに行かないと達成できないことも多い目標値1万3,000歩を夕方には軽く達成、1日の終わりに2万歩を達成することも少なくなかったからだ。

食事も昼夜ともに再びコントロールできるようになり、元の食生活に戻すことができた。そんな中、シドニーに戻った際には出張前の体重を割り、ついに70キロ代に体重を減らすことができた。筋トレが十分ではなかったため、もしかしたら筋肉量が減ってしまったという懸念もあるが、とりあえずは危ないシチュエーションを何とか乗り越えることができたことを今回のリポートとさせて頂きたい。次回より仕切り直しで目標の75キロへと邁進したいと思う。

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 10カ月で15キロほど体重を落としたこともあり日本に帰った際はまず親にたいへん喜ばれた。見た目もさることながら何より健康を不安視されていたからだ。母からは「やっと彦●呂を脱出できたわね」と彦●呂さんに失礼な発言も飛び出したが何にせよ親の心配を払しょくできたことは素直にうれしい。一方で例えば1年半ぶりに会ったある企業の方などから以前もお会いしているにも関わらず「初めまして」と言われるなど不便なこともあった。人によってはまるで別人のように見えるようだ。そして逆に全く無反応というケースもあった。これはかなり久しぶりに会う知り合いなどの場合だ。オーストラリアに移住して約4年で僕は20キロ近く太り、そしてそこから15キロほど減らしたわけだが、その間一度も会っていない人にとっては僕は知らぬ間に太り、知らぬ間に痩せているだけなので結局のところ少し老けた以外は何も変わっていないのである。連載は75キロを最終目標に終える予定だが、この際だからその後もダイエットを続け一番スリムだった60キロ代半ばを達成し昔からの知人らも驚かせてやりたいと目論んでいる今日この頃。


<プロフィル>
BBK/30代後半♂。身長177cm。趣味ダイエット、特技リバウンドを公言し、20歳ごろから激しい体重の増減を繰り返すも2011年の来豪後は増える一方、気づけば20キロ増。日本から持ってきたサーフィン用のフルスーツも膝までしか入らなくなりいよいよダイエットを決意。スキー、バスケ、サーフィンと体型に似合わずスポーツ好きな俊敏系ぽっちゃり。妻からはぽっちゃり王子と呼ばれている。また、飼い猫のトビー、アビーに次いでチャビー(Chubby)と呼ばれることも。日豪プレス編集長

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