【サークル紹介】シドニーデザイン しゃべらナイト

サークル・コミュニティー紹介in Sydney

シドニーを拠点とするサークルまたはコミュニティーの活動に編集部員が突撃し、取材を敢行。それまでなかなか発信しきれなかった活動の詳細や団体の魅力を紹介する。

第3回 シドニーデザイン しゃべらナイト

自分自身がきっかけで始まった勉強会

シドニーのシティー中心部を拠点に活動する「シドニーデザイン しゃべらナイト」。デザイン、マーケティング、広告関係者らを講師として招き、スライドと共に約20分間のプレゼンの後、そのトピックに関して参加者全員でディスカッションを行うという形式の勉強会である。

きっかけは、同イベントの主催者の1人である遠藤烈士さん自身が「もっとデザインについて学びたい、きっと同じように考えている人が他にもいるはず」と考えたところからスタートしたという。

「デザインと言っても広義から狭義までと、幅が非常に広い。シドニーで、デザインに関わるあらゆる分野で活躍する人びとから話を聞いたり、情報交換できる場をつくることはとても貴重な機会だ」と遠藤さんは話す。

ケース・スタディの1つである、自身の展示会『SOLO』と吉田さんのアート作品に関するスライド
ケース・スタディの1つである、自身の展示会『SOLO』と吉田さんのアート作品に関するスライド

このように始まった同会の活動には、初となる開催だった前回は20人程、今回も30人を超える参加者が訪れ、立ち見をする人びとも目立った。業界の専門家から学生、友人と足を運んでいる人などさまざまな人が集っており、デザインに対する関心の高さがうかがえた。

「デザイン」に関連する毎回異なるトピック

取材に訪れた当日のトピックは「アートとデザインの相互性」について。大手広告代理店でグラフィック・デザイナーとして、またフリーランスのアーティストとしても活躍する吉田健太郎さんをゲスト・スピーカーに迎えてプレゼンが披露された。

デザインとアートは同じものであるという認識を持っている人が多いのはなぜかという陥りがちな理由について、「デザインには、“Why”と“Because”が付き物。1つ1つに意味があり、答えられないならば良いデザインとは言えない。デザインのゴールは問題解決で、アートとは自己表現だ。何かを作り出すという意味では同じだが、同じ原理だからこそ皆誤解する」と説明。

その後、デザイナーでアーティストでもある吉田さんの視点から、自身の仕事に関連したケース・スタディーにおけるデザインとアートの割合が、グラフを用いて視覚的に解説された。

好物のビールを片手にプレゼンする吉田さん
好物のビールを片手にプレゼンする吉田さん

「僕にとっては“デザイン×アート”だけれど、皆さん自身にとって“デザイン×???”となった時、どんなことが起こるのか。ビジネスにつながるだけでなく、SNSを始めとした自身のライフ・スタイルがより魅力的なものになるはず」

ビールとサーフィンが大好きという吉田さんのユーモアのある話を交えたプレゼンを、参加者はアルコールなどを片手に、終始リラックスした表情で聞いていた。

最後に遠藤さんは「より広義なデザインをトピックとしても面白そう」と、にこやかに今後のイベント開催への意欲を見せていた。(リポート:編集部・木下かをり)

PRメッセージ


共同主催者
遠藤烈士さん

シドニーデザイン しゃべらナイトでは、月1回を目安にデザインについて学びながら、意見交換をしようというコンセプトの下、ゆるく勉強会を実施しています。同会は始まったばかりですが、今後もさまざまなジャンルの方を講師に招いて開催を予定しております。デザインについて興味がある方はもちろんのこと、学びたい人や学んでいる人など、経験・世代を問わずにどなたでもお気軽にご参加ください。

シドニー市内を拠点とし、当コーナーでの紹介を希望するサークルまたはコミュニティーは、代表者氏名・団体名・活動内容・活動場所を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)までご連絡ください。また紹介団体については、非営利団体に限ります。

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