【サークル紹介】JCA開催 「シドニー・ジャパニーズ・フェスティバル」

サークル・コミュニティー紹介in Sydney

シドニーを拠点とするサークルまたはコミュニティーの活動に編集部員が突撃し、取材を敢行。それまでなかなか発信しきれなかった活動の詳細や団体の魅力を紹介する。

第4回 JCA開催 「シドニー・ジャパニーズ・フェスティバル」

シドニーに滞在中の大学生である、松下祐斐さん(以下、祐斐さん)が代表を務めるJCA(Japanese Culture Australia、以下JCA)。オーストラリアから日本へ近づく「一歩」を作るために、日本文化をより身近に感じられるイベントを行うというコンセプトの基、週に1回の言語交流と月1回を目安にさまざまなイベントを開催している。今回は同団体主催の「シドニー・ジャパニーズ・フェスティバル」を取材した。

まず団体発足のきっかけは、シドニー大学にいる日本へ留学経験のある地元の学生たちの声だった。「日本にいる日本人には英語が通じず、もっと彼らと交流を深めたかったと話す学生がたくさんいた」と話す祐斐さん。このままでは学生たちの日本への関心がどんどん薄れてしまうのではないか、そんな思いを胸に同団体をスタートさせた。

興味津々に書道をする学生たち
興味津々に書道をする学生たち

第1回目となったたこ焼きパーティーのイベントでは、募集定員の40人を超える学生たちが応募。イベントに予約できなかった人もいるほど、活動開始当初から学生たちの日本への関心の大きさを伺うことができたという。今回の第3回目のイベントでも、事前予約の時点で350人が応募し、当日もひっきりなしに学生たちが会場に足を運び、大きなにぎわいを見せていた。

今回のイベント「シドニー・ジャパニーズ・フェスティバル」の主旨は、食と文化の両面から日本文化を体験すること。6つのソサエティー、2つの非営利団体がコラボレーションし、茶道、書道、アニメ、抹茶ラテ、おにぎりなど、各コンテンツにブースが設置された。各ブースには日本人のスタッフが配置され、参加者に日本の文化を教えながらイベントを進行。特に今回力を入れていた書道ブースでは、参加者が何度も試行錯誤しながら書道に挑戦していた。

日本文化の拡大への思い

負けず嫌いの性格だという祐斐さん。「海外に行った際に、他の国と比べて日本の立ち位置が落ちてきていると感じた。アジア圏であってもシンガポールや中国の学生たちに押されてしまっているのが現状。日本の良さをもっと分かってもらいたい」、そんな風に語る祐斐さんの熱い気持ちから、将来世界の舞台に立つ祐斐さんの姿を想像することができた。

けん玉のボールが見事にささった衝撃の瞬間
けん玉のボールが見事にささった衝撃の瞬間

これまでのイベントや言語交流会を通じ、計7人の学生が日本への留学を決めたという。また、祐斐さんが帰国後も日本を拠点にJCAの活動を続けるそうだ。

「3つの東京の大学と連携を取りながら、インターナショナル・ソサエティーにアプローチし、今後も人びとに影響を与えていきたい。まだまだ模索中ではあるが、これからも日本と海外とのつながりを深め、世界に通用する日本を作っていきたい」

若いパワーみなぎるJCAの活動に今後も注目していきたい。(リポート:編集部・福多晴子)

PRメッセージ


JCA代表
松下祐斐さん

私たちの活動は、多くの人に助けられここまで来ることができました。今後も私たちは活動を続けていきますが、私たちだけでは何もできません。少しでも活動に興味を持ってくださった方、ご連絡(「Japanese Culture Australia JCA」で検索)を頂けると嬉しいです。海外に行くと1人ひとりが日本の外交官のような役割を果たします。自分たちだからこそできること、1人ではできないことを皆と共にやり遂げましょう。

シドニー市内を拠点とし、当コーナーでの紹介を希望するサークルまたはコミュニティーは、代表者氏名・団体名・活動内容・活動場所を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)までご連絡ください。また紹介団体については、非営利団体に限ります。

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