【サークル紹介】モザイク盆踊りグループ

サークル・コミュニティー紹介 in SYDNEY

シドニーを拠点とするサークルまたはコミュニティーの活動に編集部員が突撃し、取材を敢行。それまでなかなか発信しきれなかった活動の詳細や団体の魅力を紹介する。

第10回 「モザイク盆踊りグループ」

オリジナル振り付けの盆踊り

チャッツウッド駅から徒歩3分ほどの所に「MOSAIC Multicultural Centre」(以下、モザイク)がある。モザイクでは、多国籍のさまざまな文化活動が展開されており、多言語学習から太極拳、絵画、料理などの活動がある。毎週金曜日に活動する「モザイク盆踊りグループ」もその1つだ。講師はモザイクでのボランティア歴が20年を超えるケイ・タン(Kay Tang)さんだ。ケイさんは台湾出身で、台湾で当時滞在していた日本人から盆踊りを学んだ。1996年来豪後も盆踊りを続け、翌年からボランティアとしての活動も始めた。同グループの盆踊りでは、ケイさんが曲選びから振り付けまで行っており、全てケイさんの創作振り付けとなっている。

手作りの花笠を手に、皆息を合わせて踊る
手作りの花笠を手に、皆息を合わせて踊る

同グループは現在19人在籍、毎週金曜日の午前10時から活動している。参加者は40代から80代までと多岐にわたる。イベントにも多数出演しており、直近では5月にダーリング・ハーバーで「ブッダ・バースデー」や6月はモザイクのダンス・パーティーに加え、パラマタである「JCSフェイト」を予定している。他にも毎年行われる「Matsuri – Japan Festival -」(12月)やウィロビーでのハーモニー・デー(3月)などにも出演している。

響きわたる掛け声

取材に訪れた日は9人が参加し、特別に本番用のピンクの着物で練習に臨んでいた。全ての衣装や道具類は手作りだそう。製作した岸さんは、「ピンクの中に柄物を差し込んで縫製したり、帯には芯を入れて作った」と語った。花笠も手作りで、骨組みはダンボールだという。そんな愛情がたっぷりな衣装に身を包んだ姿は一層の華やかさをまとっている。

『花笠音頭』から始まり、計7曲の踊りを練習。「よいしょー、わかしょー」といった掛け声が練習場いっぱいに響く。ソーラン節では、決めポーズと共に「ヤー!」と全員の声がそろう。そうした中でもケイさんから「皆、前に出過ぎないように。決めポーズでは前を向いて」などの指示が盛んに飛ぶ。

五木ひろし『ひろしのさくら音頭』では、桜の木の枝を振りながら可憐に踊り上げる
五木ひろし『ひろしのさくら音頭』では、桜の木の枝を振りながら可憐に踊り上げる

参加者の村田さんは、「ケイ先生は教えるのがとても上手なんです! 先生の魅力で皆、活動に来ています」、また道子ファレルさんは「週1回の活動だから毎週楽しみで仕方がないです。和気あいあいとしているし、先生の選曲も良くて踊るのが楽しい」と話す。

イベントで『炭坑節』や『東京音頭』を踊る際は、周りのお客さんが踊りに混ざってくるのだそう。その一緒に踊りたくなる気持ちは、練習風景を見ていて強烈に感じた。ケイさんは、伝統的な盆踊りだけでなく、良いと感じた曲には振り付けを添えるそう。練習の曲中で、氷川きよしの曲が聴こえてきた時は驚いた。だからこそ、みんなが和気あいあいと踊ることができるのだろう。そんな盆踊りを間近で体験してみるのはいかがだろうか。(リポート:高坂信也)

PRメッセージ

代表
ケイ・タン (Kay Tang) さん

元気に仲良く皆で踊りましょう。踊りが好きな人や趣味が合う人はぜひ、私たちが踊るイベントに来て、私たちの踊りを観てみてください。ピシピシ指導することもありますが、皆が喜んで踊ってくれることが何よりもうれしく思うことです。次回の練習日は5月4日(金)午前10時からモザイクで行います。和気あいあいとした雰囲気の中、週1回練習しているので、ぜひいろいろな人、特に若い人たちに来て欲しいです。

シドニー市内を拠点とし、当コーナーでの紹介を希望するサークルまたはコミュニティーは、代表者氏名・団体名・活動内容・活動場所を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)までご連絡ください。また紹介団体については、非営利団体に限ります。

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