ワンダフル・ライフ「ボーダー・コリーがやって来た」

ワンダフル・ライフ in AUS

第1回ボーダー・コリーがやって来た

数年前、小さなユニットから庭のある一軒家に引っ越すことになった。一軒家、庭、ときたら、動物好きの私たち家族が次に欲しくなるのは犬である。しかし娘たちは、大型犬は怖くて嫌だと言う。そしてオーストラリア人の夫は、犬という生き物は男たちにとってはバディーであり、トイ・プードルなどの小型犬ではどうしても物足りないと言い張る。あまり大きくならず、小型犬でもない犬……。

オーストラリアで犬を手に入れるには、幾つかの方法がある。まず一番人気なのは、「アニマル・シェルター」や「パウンド」と呼ばれるアニマル・ウェルフェア・リーグ(AWL)やアール・エス・ピー・シー・エー(RSPCA)などの動物愛護団体に保護された動物を購入する方法。各ウェブサイトではそれぞれの犬たちの写真や詳細が公開され、条件を入れると自分の欲しいタイプの犬を絞りこむことができ、大変便利だ。

オーストラリア各地のブリーダーから取り寄せる方法もある。こちらもインターネットを活用すると、情報サイトで各犬種のブリーダーの子犬情報をまとめて見ることができる。ブリーダーとの距離が近い場合は自分で直接迎えに行くのが一番だが、他州の場合でも動物を搬送してくれる専門の業者に頼むと、ブリーダーから受け取って飛行機に乗せ、空港引き渡しをしてくれたり、自宅まで輸送してくれるサービスなども利用できる。

また、地元のクラシファイドでも、一般家庭のペットに生まれた子犬が売られていることがある。

我が家にやって来たばかりの生後2カ月のころのスパーキー
我が家にやって来たばかりの生後2カ月のころのスパーキー

ペットショップでは子犬の販売を行っていない店が多いが、幾つかの店舗では購入も可能だ。欲しい犬種があれば、相談しておくと入荷時に連絡をくれる所もある。

我が家の場合は、ゴールドコーストから車で1時間半ほど離れたガトンという街に住むブリーダーに、ちょうどボーダー・コリーの子犬が産まれたばかりという情報を見つけた。ボーダー・コリーは、オーストラリアでも古くから牧羊犬として親しまれている犬種だ。

そうして、スパーキーが我が家にやってきた。


ランス陽子
フォトグラファー/ライター。現在、美術博士号取得のためグリフィス大学に在学しながら、オーストラリアで古くから牧羊犬として愛されているボーダー・コリーのスパーキーとゴールドコーストで暮らす。
Web: www.yokolance.com.au

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