ワンダフル・ライフ「犬の散歩で気を付けたいこと②」

ワンダフル・ライフ in AUS

第8回犬の散歩で気を付けたいこと②

我が家のスパーキーの散歩コースには、こじんまりとしたと言っても日本の住宅街のものに比べればかなり広い敷地の公園があり、リードを外して犬を自由に走らせることができるドッグ・パークがある。ドッグ・パークはオフ・リーシュ・エリアとも呼ばれ、その形態はただの空き地のような場所もあれば、幼児用の遊具と柵を隔てて隣接している公園などもある。

我が家から少し離れた地域には、犬のアジリティー設備が設置されている公園や、かなり広大な敷地の公園などがあり、もちろん利用は全て無料だ。しかもこういったドッグ・パークでは、入り口にビニール袋とゴミ箱を設置している場所が多く、飼い主たちは基本的に自分の犬の糞(ふん)の始末は自分でするため、公園内は比較的清潔に保たれている。オーストラリアは、何と犬好きに恵まれた場所なのだろうとよく思う。

リードを外して犬を自由に走らせるためには、まず犬の名前を呼べば必ず飼い主の元に戻ってくる訓練をしておく必要がある。子犬のうちにきちんと訓練しておくのが理想的だが、成犬になってからも辛抱強く訓練することも可能だ。

以前、我が家に来てくれたパーソナル・トレーナーから、基本的には名前を呼んで足元に来たら大げさに褒めておやつをあげることを繰り返すことが必要だと教えてもらった。また、どうしても名前を呼んでも来ない場合には、ビニール袋を持ってカシャカシャと鳴らすと、おやつが入っているかもしれないと興味津々で戻ってくることなどを伝授してもらった。

また、多くの犬と触れ合う場所では、残念ながら寄生虫をもらってきてしまうことも多い。さまざまなワーム、特に心臓に寄生するハートワーム(フィラリア)や、かまれると犬がほんの数日で死に至ることもある樹木や草に潜むティック(マダニ)などの予防薬は必ず投与しておこう。

前回はゴールドコーストの水辺で犬の散歩をする場合について触れたが、今回はブリスベンについても触れておきたい。ブリスベンには、犬がリードなしで自由に走り回れるドッグ・パークが135カ所以上もあるそうだ。小型犬専用の場所もあり、ブリスベン市役所のウェブサイトには、各公園の場所を示す地図が掲載されている。


ランス陽子
フォトグラファー/ライター。現在、美術博士号取得のためグリフィス大学に在学しながら、オーストラリアで古くから牧羊犬として愛されているボーダー・コリーのスパーキーとゴールドコーストで暮らす。
Web: www.yokolance.com.au

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