Editor’s Pick (エディターズ・ピック)「ブラント・エックスエス・メトロ」

Editor’s Pick

優れた日用品からため息の出るようなとっておきの贅沢品まで、スタッフの気になるアイテムを独自の目線でピック・アップしてお届け。日本とオーストラリアを中心に、しかし時にはそのほか世界各国のブランドから、ざっくばらんに紹介する。本当に良いものを愛用して、日々の暮らしを今よりもっと、心豊かに。大人の毎日を完成させよう。
(文・写真=石井ゆり子)

今月の気になる1品

ブラント・エックスエス・メトロ(ミント)$89

晴れている日は意識しないが、雨の日に存在感を増す日用品と言えば傘。普段から常備する必要がなく、使用頻度も多くはない。そのため、リーズナブルで低品質のいわゆる「使い捨て」の傘が数多く存在し、それらを使っている人もたくさんいるのではないだろうか。しかし、壊れやすい傘を何本も繰り返し購入するよりも、高品質で丈夫な傘を1本使い続けることの方が、より経済的で環境にも優しい。

そこで、今回紹介するのがニュージーランド発の「BLUNT」。傘のリデザインに最適の地、風の吹き抜ける激しい天候の下で開発された傘だ。

元エンジニアのプロダクト・デザイナー、グレイグ・ブレブナーを中心に、ウェザー・コントロールの達人たちによって、風洞実験や、自然風、放水、あられ、ひょうに対する耐性の実験を繰り返し、最も過酷な天候条件にも耐え得る、そして何年もの長い間使用できるようにデザインされた一品だ。

洋傘が普及し始めた19世紀以来、ほとんど変わらない傘のデザインだが、これまでにワンタッチ傘、折り畳み傘、ビニール傘などが汎用化し、いろいろなデザインや色のバリエーションの物が流通している。

しかし、ひと吹きの風によってもろくも壊れてしまい、数カ月後にはその寿命を終えてしまうものが多いという実状を変えるべく、グレイグは、従来の傘そのものの設計を根本的に見直した。彼の“エンジニア魂”は、優れた耐風能力を持ちつつ、現存するあらゆる物を凌ぐ傘を生み出すことに注がれた。それと同時に、グレイグの中の“デザイナー魂”も奮い立たされ、美しくスタイリッシュなデザインを仕上げることにも成功した。

空気力学的にも丈夫な天蓋構造を持つBLUNTの傘は、どんな暴風雨からもしっかり守ってくれる、まさに最強の傘と言えるだろう。特許技術で従来の傘フレームを完全にリデザインし、傘の生地に優れた張力を持たせることで、並外れた耐風性を実現している。そしてより高い安全性、耐久性と美しいフォルムを保持しているのも特徴だ。

また、放射張力分散システムによって裏返りにくい構造となっているだけでなく、裏返った場合にも、傘を畳むことで幾何学的に強化されたフレームがダメージを受けることなく元に戻るようデザインされている。

ユニークな丸いシルエットは、安全性を高めるだけでなく、露先部分での傘生地の破れやほつれの問題を取り除くことによって傘の耐久性を高めている。またBLUNT独自開発技術である「Radial Tensioning System (RTS)」は、傘生地に優れた“張り”を与える役割も担っている。

独立検品会社による38項目から成る全数検査を実施し、高品質が保たれたBLUNTの傘には2年間の保証も付いている。

憂鬱になりがちな雨の日は、気分も晴れるようなすてきな傘を持って出掛けてみてはいかがだろうか。


■BLUNT
Web: www.bluntumbrellas.com

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