Editor’s Pick(エディターズ・ピック)「live softlyのLaptop Case」

優れた日用品からため息の出るようなとっておきの贅沢品まで、スタッフの気になるアイテムを独自の目線でピック・アップしてお届け。日本とオーストラリアを中心に、時にはその他、世界各国のブランドから、ざっくばらんに紹介する。本当に良い物を愛用して、日々の暮らしを今よりもっと、心豊かに。大人の毎日を完成させよう。(文・写真=石井ゆり子)

今月の気になる一品

「Shibori Blue Laptop Case」$59
「Live softly Shibori Blue Laptop Case」$59

仕事や学校、自宅などで使用する頻度の高いノート・パソコン(Laptop)を、カフェなどでの作業のために、持ち運ぶ人も多いだろう。大切なノート・パソコンが壊れないように守るケースは必須アイテムではないだろうか。そこで今回紹介するのが「live softly」の「Laptop Case」だ。

Live softlyは、シドニー出身のデザイナー、エリス・スレーターが立ち上げたブランド。ファッション業界で長いキャリアを積んだ彼女は、消費者1人ひとりが商品を購入する際に、そのデザインのアイデアや生産過程にまで意識が向けられれば世の中がより良く変わるという信念の下、同ブランドをスタートさせた。

ブランド名は、彼女がリトリート(仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分と向き合う時間を作り、新しい場所で新しい体験をすることで思考の転換を行うこと)のためにインドへ訪れた際に、仏教哲学である「できる限り軽やかに地に足を付け、この世に残す足跡を意識し、思いやりと気付きを持って行動する」という概念にインスパイアーされ名付けられた。エリスは、インドの旅の後に訪れたネパールで8週間のメディテーション・リトリートを行い、カトマンズに拠点を置くフェアトレード・クラフト・プロジェクトを通し運営されている地元のクラフト・グループについて学んだ。

フェアトレード(公平貿易)とは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取り引きすることによって、生産者の生活向上を支える持続的な仕組みのことを指す。公正な賃金と技術指導が提供されれば、貧しい人びとも自ら自分の人生を切り開くことができるという考えに基づき、お金ではなく「人」を中心に据えたビジネスで、伝統文化と職人たちを尊重した経済活動だ。

Live softlyの商品は、フェアトレードを通じネパールで作られている。100%ウールのフェルト素材が使用されたLaptop Caseは、温かみがあり柔らかく手触りが良い。また、1つひとつ手作りされているためオリジナル感があるのも特徴だ。サイズは11、13、15インチの3種類あり、各機種に対応。カラーはオレンジとビビット・ピンクが印象的な「Pink/Orange Ombre」、シンプルな「Grey Marle」、モノトーンがエレガントな「Black/White Ombre」、明るいビタミン・カラーの「Yellow」、日本の伝統的な絞り染めからインスパイアーされたという「Shibori Blue」の5色から選べる。また、Laptop Caseの他にもペン・ケースやサングラス・ケースなどとして使用できる小物入れも同じカラーで展開されている。

シドニーでは、オーストラリア現代美術館内にある「The MCA store」など、他にもキャンベラやタスマニアにも商品を扱っている店舗がある。もちろんオンラインでも購入が可能だ。大量生産の商品が溢れている現代、よく使う物こそ、品質だけでなく身近な国際協力とも言えるフェアトレードなど生産過程にまで意識を向け、本当の意味でクオリティーの良い物を選ぶことが大切なのではないだろうか。


<店舗情報>
live softly

Web: www.livesoftly.co
Email: elise@livesoftly.co

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