経験者が語る「有名ファーム・タウン情報」

ファーム情報

ファームのプロ「Australian Picking Information」が、役立つファーム情報を紹介。

第3回:ルーキー向け有名ファーム・タウン情報

第2回までの基礎知識を基に、これからは実用的な情報を伝えていきたい。今回と次回に分けて、特にワーホリ・ルーキー向けの各州の有名ファーム・タウンを紹介していきたい。

まずはQLD州から始めたい。日本人の大半は、このQLD州で基本的にファーム・ジョブを探すといっても過言ではない。人気のエリアだけあって「情報量」が多いことから、ある程度の安心感を持って移動できることが大きい。

QLD州にはファーム・タウンではトップ・レベルで有名な町がいくつかある。まずはバンダバーグ。特にトマトの収穫で有名な町だが、多種多様な作物が多く育てられている。加えて、仕事を斡旋するバックパッカーなどの宿泊施設が他の町の追随を許さないほど多いことも特徴的だ。その中でも、この町で稼げる作物が2つある。それはスイートポテトかプチトマト。このどちらかに就くことができれば、月給40万円程度が稼げるという報告がある。

しかし、日本人にあまりいい仕事が回ってこないことでも知られている。またコントラクターとのトラブルも多いため、移動する際にはそういったことが自分の身にも降りかかるかもしれないという覚悟は必要だと言える。

次に日本人に人気なのがガトン、スタンソープ。確かに仕事あっせんのバックパッカーやコントラクターは多いが、レント割れ(稼いだ額よりも滞在費が多くなること)の報告が毎年確実に存在している。QLD州において日本人によく知られる町で、日本人が得する報告は残念ながら少ないのが現状だ。稼ぎたいのであれば、前回コラムのように、バックパッカーで積極的に話しかけたり、現地のパブなどで友達を作るなどして有益な情報を得ることが必須だろう。

さて、QLD州で給料がいいことで知られている仕事がバナナだ。アサートン、イニスフェイル、タリーが3大バナナタウンだろう。バナナは1年を通じて収穫されるため、ファーム・ジョブの「駆け込み寺」として知られている。そして、バナナの仕事は基本的に時給制なことも魅力的だ。特にタリーは人気が高く、バナナ・バラックスというオーストラリアでもトップクラスに有名なバックパッカーはいつも予約待ちであふれかえっている。

そのほか、コッフズハーバーやボーエン、マッカイといった町もある程度有名だ。QLD州はファームが多い。仕事が見つからないことはないだろう。しかし、稼げるエリアとは言い難い。仕事に慣れるために初心者向けエリアと言えるだろう。

オーストラリア・ピッキング・インフォメーション(Australian Picking Information)
セカンド・ワーキング・ホリデー・ビザが取得可能なオーストラリア全土の求人情報を毎日配信。仕事を紹介できる宿泊施設(アコモデーション)や、有給で働くことができるファーム情報を多数掲載した冊子の作成なども行っている。
Web: www.australiapickinginformation.com
Facebook: www.facebook.com/AustraliaPickingInformation

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