シドニーでの賢い花の買い方

新連載:シドニーでの賢い花の買い方

生け花で紫陽花を使用する場合には葉を外して面で表現したり、塊を生かして空間を演出したりと使い方は自由自在
生け花で紫陽花を使用する場合には葉を外して面で表現したり、塊を生かして空間を演出したりと使い方は自由自在

初めまして。生け花講師をしていますYoshimiです。皆さんはご自宅に生花を飾られたことはありますか?

生きたものは枯れてしまうので、扱うのが面倒だと諦めている方が多いかもしれません。フラワー・ショップの前で立ち止まり、ショー・ウィンドウの外から眺めることはあっても、値段が付いていないことも多いので、どれほど費用が掛かるのかと、買うのをやめてしまうこともあるのではないでしょうか。

また、スーパーマーケットで小分けにされたり、ブーケにされているものはしなびて退化していたりと、買う気も失せてしまうものが多いですよね。夏本番を迎えつつあるシドニーでは色とりどりの花々が溢れ、花市場でも、色とりどりの生花が所狭しと並んでいます。

ご自宅の玄関や食卓に、1本の花があるだけでもどこか気持ちがほころび、優しくなれる、そんな感覚を感じたことはありませんか。花は私たちの心に元気と安らぎを与えてくれます。

身近に花を感じて生活するには、苗木や種を買い、ご自宅の庭やバルコニーで栽培するとなると、ハードルがグンと上がりますが、切り花を買ってきて花瓶に花を挿すことはとても簡単です。

お花は、束になってまとめて売られているものもあれば、1本単位で購入できるものもあるのでまずはお店に入り、その日に仕入れされたばかりの新鮮な花の種類を聞いてみましょう。お店は毎日市場に仕入れに行っているとは限りません。

シドニー西郊にある「フレミントン・マーケット」
シドニー西郊にある「フレミントン・マーケット」

シドニーの花市場「フレミントン・マーケット」は月、水、金曜日がビッグ・マーケットで、火、木曜日はスモール・マーケット、土曜日は1週間の売れ残りが多く出され、日曜日はお休みです。大手のフラワーショップはビッグ・マーケットのある曜日に仕入れをしていることが多いのでその日に買いに行かれたら、より新鮮で種類も豊富にそろっていると思います。

買ってきた花は、エアコンの風などが当たりにくい所に置き、毎日お水を替えてあげましょう。また、ボールに水を張りその水の中でカットしてあげると水揚げが良くなり長持ちします。ちょっとした技法を取り入れるだけで、大切なお花を長く楽しめますので、ぜひ一度、目に留まった一輪の花を購入されて、生活に潤いを与えてみてくださいね。


Yoshimi
草月流華道講師。幼少の頃から花を嗜む。学生の頃、本格的に活動を始め大阪高島屋に出展。兵庫県議会公館迎え花を担当。シンガポール駐在中に趣味の油絵といけばな展をシンガポール高島屋で行う。現在はチャッツウッド駅前で華道教室フラワー・イン・ライフ(www.7elements.me)を開講

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