第7回 カイガラムシに要注意

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第7回 カイガラムシに要注意

Q:暖かくなってきたので害虫の被害が心配です。これからの季節、特に注意した方がいい害虫や、その対処法があれば教えてください。
(67歳=退職者)



(写真)ロウで覆われたカイガラムシ(Wax Scale)


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 これからの季節、毛虫やアブラムシなどさまざまな病害虫が発生すると思われますが、特に注意したいのが「カイガラムシ (Scale) 」です。カイガラムシとは、直径約1~3ミリの小さな昆虫で、針のような口を葉や茎に差し込んで樹液を吸い、徐々に植物の葉を枯らしてしまいます。厄介なことに、この虫は発生前に予防するのが難しいため、気が付いた時には大量に発生していることが多いのです。枝や葉の裏側をこまめに観察し、カイガラムシの早期発見を心がけましょう。


(写真)綿のようなカイガラムシ(Cotton Scale)
こんな時は要注意 ! カイガラムシの影あり
●葉に「すす病」(黒いシミのような模様)が出た時
●アリが樹木を登り始めた時
使用する薬剤のススメ
 まずは、カイガラムシ殺虫剤(Scale Insecticide)を散布してください。もしこの薬剤で効果が得られない場合は、違う薬を試してみましょう。この虫は、殻や蝋(ロウ)をかぶっているので、薬剤が虫体に届きにくく、また、カイガラムシの種類によっても薬剤の効果に差が出ます。カイガラムシ図鑑では約400種のカイガラムシが紹介されていますが、実際にはその倍、800種はいるだろうといわれています。
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著者プロフィル
砂堀 稔(すなほり みのる)
南九州大学園芸学部卒。福岡で有数の造園会社に4年間勤務し、剪定、造園、公園工事、街路樹の管理、道路植栽工事などあらゆる分野で経験を積む。その後渡豪し、現在はオーストラリア・リバティー・ライフ社でオーストラリアの園芸に携わっている。

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