【QLD】庭先で野菜を育ててみよう!

庭先で野菜を育ててみよう!

暖かく外に出るのが楽しいこの季節、家庭菜園を始めてみるという人は多いのではないだろうか。初心者であれば、水と太陽光さえあれば手入れがあまり必要ないパセリなどの香草、トマト、かぼちゃなどが家庭菜園を始めるに当たってのお薦めの野菜だ。では、実際に始めたい時、どのような道具が必要で、何を知っておくべきなのか。家庭菜園の基礎知識について解説する。(文=原田夕香)

最低限用意するべき物

有機物を含んだ柔らかい土を用意しよう
有機物を含んだ柔らかい土を用意しよう

家庭菜園を始めるに当たっては、まずベジタブルパッチまたはプランターなどの容器と有機物を含んだ柔らかい土が最低限必要となる。

容器について、プランターで育てる場合は、大きさに余裕があるほど大きく育つため、なるべく大きい物を選ぶのが良い。根っこを支える大切な土については、有機物を含んだ柔らかい物が最適だ。バニングスなどホームセンターで自分の育てたい植物に合った土を買うのが最も良い方法だろう。コンポストなどで土を1から手作りすることも可能だが、分解が上手くいかずに悪臭を放ったり、害虫被害も出てくる可能性があるので初心者にはあまりお薦めできない。

太陽光と定期的な水やり

家庭菜園用の肥料。バニングスなどで購入可能
家庭菜園用の肥料。バニングスなどで購入可能

野菜は太陽光を浴びるほどよく育つイメージがあるかもしれないが、必ずしも全ての野菜がそうだとは限らない。野菜には、さんさんと太陽が当たる方がよく育つ物と、半日陰の方がよく育つ物があるのため、自分が育てたい野菜にはどれくらい太陽光が必要かを事前に調べておくことが必要だ。ちなみに半日陰でもよく育つ野菜はレタス、ほうれん草、ブロッコリー、ケール、キャベツなど。葉野菜は半日陰で育てる方が柔らかくておいしくなる。逆に、実のなるトマトや米ナスなどはたくさん日の当たる場所で育てる方が良い。

水やりに関しては野菜によってまちまちだが、土を触ってみて乾いていたら水をあげるようにしよう。夜に水やりをすると、虫が付いたり病気になりやすくなるため、朝方に水やりをするのが理想だ。葉や花にではなく、根本を狙ってピン・ポイントに水やりをしよう。

定期的な肥料とNPK

野菜は、大きく育つにつれて養分が足りなくなるため、追肥(作物の生育期間中に施す肥料)が必要になる。

肥料に関して、“NPK”という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは、野菜の栽培に必要な肥料の3要素のことで、それぞれのアルファベットが指す内容は以下の通りだ。

  • Nitrogen(N):窒素(葉の肥料)
  • Phosphorus(P):リン酸(花、果実の肥料)
  • Potassium(K):カリウム(根または総合肥料)

ほうれん草やキャベツなど、葉を食べる野菜を育てたい場合は、N(窒素)が高めの肥料を与えると良いということになるが、窒素を与えすぎると花や実がならないなど害になることもあるので注意が必要。オーガニックで育てたい人は鶏糞の使用をお勧めする。鶏糞にはリン酸が多く含まれるため、果実を大きくしたい場合にはもってこいだ。

害虫対策

害虫には早めの対策が必要だ
害虫には早めの対策が必要だ

暖かくなるにつれて一番やっかいになるのが、大切に育ててきた葉や野菜を食べてしまう害虫だ。初めから寄せ付けないことや早めに駆除することが望ましい。使用した土を使い回すと、本来土に含まれる養分が足りないなどの理由からひ弱な植物に成長し、害虫の被害に遭いやすくなるので、この点については注意が必要だ。害虫が付いてしまった場合は、こまめに取り除き、虫除けスプレーをしておこう。

家庭菜園の基本的なことについて紹介してきた。困ったこと、分からないことがあれば、庭の奇麗なご近所さんに庭のすばらしさを伝えながら訪ねてみると、喜んで役立つ情報を教えてくれるかもしれない。うまく野菜ができて取れすぎた場合は、お礼がてらおすそ分けをするといったコミュニケーションも、家庭菜園ならではの醍醐味と言えるだろう。

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