第3回 年間の芝生のお手入れ

お父さんのための
ガーデニング教室
 豪州では、庭いじりはお父さんたちの大切な日課。そこで、ガーデニングの専門家が日本人のお父さんのために、芝のメンテナンス方法からハーブの育て方までをご紹介。
第3回
年間の芝生のお手入れ

お父さんのためのガーデニング教室
菅原祐也(すがわらゆうや)岡山県生まれ、栃木県育ち。

 今回は、年間を通して行う芝生の管理作業を、基本作業と必要に応じて行う作業に分けて簡単にご説明します。夏に向けて芝生を青々とさせていきましょう。

必ず行う基本作業
① 刈り込み…芝生はそもそも放牧地の草なので、刈り込みをしないとボサボサに伸びて芝草になってしまいます。芝生を美しく維持する上で最も大切な作業です。
② 施肥(肥料入れ)…肥料は固形と液体のものがあります。
③ 除草…手や根切り道具で雑草を取り除く方法と、除草剤を散布する方法があります。
④水やり…夏場で晴天が続く場合は、最低でも2日おきに、日中の暑い時間帯を避け夕方以降にホースやスプリンクラーを使って行います。根が張っている地中深くまで、たっぷりと水をやります。
必要に応じて行う作業
⑤サッチかき…サッチとは、芝生と土の間にたまった枯れ葉、茎、根あるいは刈りカスのことです。サッチがたまり過ぎると芝生内が過湿気味になり、カビやキノコの発生原因になるので、レーキなどを使用して取り除きます。
⑥目土入れ…目土の目的はサッチの分解、擦り切れにより表面に露出した茎の保護、根の育成範囲の拡大、芝生の凸凹の補正などです。過剰な目土は、芝生の光合成を阻害し枯らしてしまうので注意が必要です。
⑦エアレーション…よく踏まれている芝生の土壌は固まり、通気や透水性が悪くなり、根の育成に悪影響を及ぼします。そこでローン・スパイクなどで穴を開け根に酸素を供給します。 
これらの管理作業を知り、行うことにより、きれいな芝生を維持することができます。まずは除草をして、次に刈り込み、そして施肥をしていくと効果的です。夏は雑草が生育するのが早いので、見つけたら小さいうちから根ごと取り除くようにしましょう。 次回は各作業をより細かく説明していきます。


菅原祐也

プロフィル
菅原祐也

●岡山県生まれ、栃木県育ち。宇都宮工業高校卒業後、語学留学やワーキング・ホリデーで来豪し、豪州の魅力を知る。現在は造園業を手がけるオーストラリア・リバティー・ライフ社に勤務し、日本で7年間植木職人として働いた経験を生かして活躍中。趣味はダイビングとギターで、夜は路上ライブをして豪州生活を満喫中。

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