第3回:カラカラの2月 

はつのガーデニングあれこれ
肥料・水・太陽・土のバランスで特大トマトも夢じゃない !

緑と暮らそう
はつのガーデニングごよみ
第3回:カラカラの2月 

肥料 !
 この時期、相変わらずのメルボルン・ウェザーです。肌寒い日があったと思えば、炎暑が数日続いたりします。ここで注意したいのは、炎暑の時の土の乾燥具合です。鉢植えは特に乾燥しやすく、乾燥し切ってしまうと鉢の中の土が縮み、根が断ち切られ、鉢と土の間に隙間ができ、より乾燥が進むという悪循環に陥ります。またシソは葉の香りが劇的にダウンしますし、トウモロコシの歯抜けの原因になります。さらにトマトは乾燥後に水をやりすぎると、実が破裂することがあるので要注意です。


 暑い日が続き、植物たちもすくすくと生長していることと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか ? 植物は土の中の栄養分をせっせと吸い上げて、枝葉を伸ばし実を結びます。この時期にしっかりと肥料をあげましょう。『たくさん肥料をあげた方が良いのでは』と思って、つい必要以上にあげてしまいがちですが、洗濯機に入れる洗剤と同様、量が多ければ良いという訳でもありません。使用上の説明をよく読んで使いましょう。
水のやり方
 メルボルンの水の使用制限は現在ステージ3a。ガーデニングに関していえば、水道からの水やりは週に2回朝の6時から8時まで、ドリップ・システム(DS)は深夜0時から2時までに限られています。DSとは蛇口にタイマーを取り付け、ホースは植物の植えてある場所に設置、設定した日時が来ると自動的に散水するシステムです。DSを活用すれば、水やりが圧倒的に楽になりますし、夜中に水をやるので水が揮発しません。値段も手ごろなので、導入を検討してみてはいかが ?
受粉
 野菜や果物の花がひっきりなしに咲いているのに、実ができない、もしくは実ができかかっているのに途中で枯れてしまった、ということはありませんか ? 花が受粉できていないか、あるいは受粉が十分でない可能性があります。ここで登場するのが小さい筆。おしべとめしべが1つの花にあるのなら、筆でおしべの花粉をめしべに付けてあげましょう。雄花と雌花に分かれている場合、雄花の花粉をめしべに付けてあげます。荒技としては雄花を摘み、花びらを取り去って、花粉を直に雌花に付ける方法もあります。
植えるもの
 そろそろ冬野菜も視野に入ってくるころです。2月はカブやサヤエンドウ、ほうれん草の種蒔きができます。ただ乾燥だけには細心の注意を払いましょう。園芸店を見て回り、おもしろい植物を植えてみるのも一興です。お茶の苗やバナナ、パイナップルの苗などもメルボルンで手に入ります。自分が気に入った草花の育成をぜひエンジョイしてくださいね !


はつのガーデニングあれこれ
はつ@園芸プロフィル
ひょんなことで始めた園芸にハマり、懐郷も手伝って日本野菜を収集し栽培し始める。メルボルンに長く住んでいるわりには、春の暖かい陽気に騙されて冬物をしまい込み、また引っ張り出してくる癖が抜けない。青しそ、ごぼう、三つ葉などの日本野菜の種の販売もしている。
Web : oztrials.hp.infoseek.co.jp

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