第9回:粛寒の8月

黄色い食用ほおづき。一風変わった植物を育ててみては ?黄色い食用ほおづき。一風変わった植物を育ててみては ?

緑と暮らそう
はつのガーデニングごよみ

第9回:粛寒の8月

新しい種苗カタログ
 そろそろ各社、各園芸屋さんの新しいカタログが出そろうころです。ガーデニング雑誌に広告が出ているので、そこから情報を得るのがいいでしょう。日本では当たり前にある品種がこちらではとんと見当たらなかったり、南国の変わった野菜が幅を効かせていたりします。紫色のオクラ、カブ、にんじんや黄色いきゅうり、トマト、スイカなどなど、写真を見ているだけでもわくわくしますよ !
クロップ・ローテーション
 同類の野菜を同場所に毎年植えていると、一定の養分が欠乏したり、病原菌が住み着いたりします。これを防ぐため、シーズンごとに違った植物を植えるようにします。これをクロップ・ローテーション(輪作)といいます。
 大雑把な分け方としては、植える場所を葉物、根物、種が食べられるもの(豆類など)との3つに分け、それらを順繰りに、年ごとに変えて植えます。
堆肥とGreen Manure
 夏の間にいっぱいになったコンポストは、容器から回収して庭にまいて土に鋤込みましょう。この作業には、ハイジのおじいさんも使っていた、四つ又のピックフォークがあると便利です。これは料理の時、粉を水で溶く際に、スプーンより泡立て器の方が効率よく混ざるのと同じコンセプトです。
 野菜を植え終わった土地で、その後、特に何も植える予定がない場合は肥やしになる植物(Green Manure)を育ててみてはいかが ? マスタードやロケットを植え、育ってきたら、野菜を育て始める1カ月前に土に鋤込みます。豆系のものを植えれば、窒素を土に戻すことができます。

来シーズンのプラン&庭の設計のし直し

 さて、寒くて屋内にいる今の時期に来シーズンの庭プランを書きましょう。計画を立てる時に、クロップ・ローテーションを考えておけば、どこに何を植えたらいいか、植物の配置がしやすくなりますよ。
 花や野菜がたくさん茂る素敵なお庭を思い浮かべて寒いシーズンを乗り切りましょう !


はつのガーデニングごよみ

はつ@園芸プロフィル
 ひょんなことで始めた園芸にハマり、懐郷も手伝って日本野菜を収集し栽培し始める。農業エキスポを見学しに行く道中、まきばが焦土と化していてあ然。青しそ、ごぼう、三つ葉などの日本野菜の種の販売もしている。
Web : oztrials.hp.infoseek.co.jp

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