【1月】最新BOOKトレンド・チェック「長い正月休みにお薦めの本!」他

読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードとともに読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

シドニー・フェスティバルはシドニー各所を会場に毎年開かれるアートや音楽の祭典。今回は第42回目を迎えるこの祭典が、2018年1月6日(土)~28日(日)まで約3週間、ハイド・パークを中心にシドニー及びパラマタ地域の34会場で開催されます。世界中からアーティストたちが集まり、オペラ・ハウスなどシドニー市内の各所で演劇、コンサート、ミュージカル、ダンス、ビジュアル・アートといったさまざまなジャンルの芸術を披露。また、そのうち20以上のイベントが無料で観覧や体験することができます。ぜひお見逃しなく。

今、売れている本は? ベストセラー・ランキング(2017年12月2~8日)

■文庫ベストセラー

1 日の名残り カズオ・イシグロ 早川書房
2 わたしを離さないで カズオ・イシグロ 早川書房
3 島抜けの女 佐伯泰英 角川春樹事務所
4 サラバ!上 西加奈子 小学館
5 キャプテンサンダーボルト 上阿部和重、伊坂幸太郎 文藝春秋

■新書ベストセラー

1 日本史の内幕 磯田道史 中央公論新社
2 未来の年表 河合雅司 講談社
3 バカ論 ビートたけし 新潮社
4 遺言。 養老孟司 新潮社
5 孤独のすすめ 五木寛之 中央公論新社

今週のトレンド・キーワード「長い正月休みにお薦めの本!」

教科書にはない日本史を明快解説

逆説の日本史23
井沢元彦
小学館(価格:A$34.65<会員価格:A$31.19>)

日本人の宗教は平安中期から明治維新までの約1,000年、日本古来の民族宗教である神道と外来の世界宗教である仏教とが融合したものだった。だが維新後開国し、キリスト教を国教とする欧米列強に対抗するために「宗教の強化」が急務となった日本は、国民統合のため天皇の祖先神への信仰を強化していく……。

シスターがつづった生き方指南

置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子
幻冬舎(価格:A$12.00<会員価格:A$10.80>)

「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです」「時間の使い方は、そのまま命の使い方です」「自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように」。心迷う全ての人へ向けた、国民的ベスト・セラー。

ミニマリストだけが知る「本当の豊かさ」とは

ぼくたちに、もうモノは必要ない。
佐々木典士
ワニブックス(価格:A$23.35<会員価格:A$21.02>)

モノも情報もあまりに複雑化した現代は、そのノイズに阻まれて本当に自分が何が必要なのか、何を大事にしたいのかさえ分かりにくい。しかしモノを減らすことで何もかもが変わる。終わりのないモノへの追求から離れ、最小限にしてみる。すると最小限にしたからこそ、本当の豊かさ、モノが少ない「幸せ」が見えてくる。

ランキングからPick up!

遺言。/養老孟司

動物とヒトの違いは何か? 私たちヒトの意識と感覚に関する思索ーーそれは人間関係やデジタル社会での息苦しさから解放される道にもなる。「考え方1つで人生は凌ぎやすくなりますよ」、そう著者は優しく伝える。ひと冬こもって書き上げた25年ぶりの完全書き下ろしとなる本書は、50年後も読まれているに違いない。知的刺激に満ちた、この上なく明るく面白い「遺言」の誕生!

KINOKUNIYA便り

明けましておめでとうございます。明るい夏の日差しと共に迎える新年をいかがお過ごしでしょうか。2018年は冬季五輪、サッカーW杯といったビッグ・イベントや激変する世界情勢などますます目が離せません。情報をきちんとつかんでいくことが、より大切な1年になりそうです。ご期待に沿えるような品ぞろえを心掛けて、皆様のご来店をお待ちしております。本年もよろしくお願い申し上げます。

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