【11月】最新BOOKトレンド・チェック

読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードとともに読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

毎年恒例の映画祭「日本映画祭(Japanese Film Festival)」が今年もやって来ました。日本映画を豪州に広く知ってもらうため1997年に日豪交流の一環としてスタート。海外で催される日本映画祭としては最大級の上映作品数と観客動員数を誇ります。新作からクラシックな名作まで充実のライン・アップは、映画フリークには生唾(なまつば)もの。映画に絡んだ特別ゲストのトーク・ショーがあるなど、日本の映画制作関係者や出演者に会えるチャンスも!? 人気の日本映画を英語の字幕付きで観に出掛けましょう。

今、売れている本は? ベストセラー・ランキング(2018年10月6~12日)

■文庫ベストセラー

1 ビブリア古書堂の事件手帖 三上延 KADOKAWA
2 日日是好日 森下典子 新潮社
3 コンビニ人間村 田沙耶香 文藝春秋
4 人魚の眠る家 東野圭吾 幻冬舎
5 スマホを落としただけなのに 志駕晃 宝島社

■新書ベストセラー

1 日本が売られる 堤未果 幻冬舎
2 昭和の怪物 ― 七つの謎 保阪正康 講談社
3 「氣」が人を育てる 藤平信一 ワニブックス
4 友だち幻想 菅野仁 筑摩書房
5 政権奪取論 橋下徹 朝日新聞出版

今週のトレンド・キーワード「第22回日本映画祭『お薦め作品ガイド』特集!」

16カ国で翻訳! ハートフルな作品が映画化

『旅猫リポート』
有川浩
講談社(価格:A$15.20<会員価格A$13.68>)

野良猫のナナは、瀕死(ひんし)の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから5年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。「僕の猫をもらってくれませんか?」。1人と1匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人びとや美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロード・ノベル。

人気コミックが映画化! その小説版

『小説 DESTINY 鎌倉ものがたり』
西岸良平/山崎貴
双葉社(価格:A$16.55<会員価格A$14.89>)

鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和の下に嫁いだ亜紀子は、その生活に驚くばかり。鎌倉では、人も幽霊も魔物も神も仏も皆仲良く暮らしているらしい。鎌倉署の捜査にも協力する夫・正和は、小説の仕事に加え、多趣味でもあり忙しい。亜紀子の理想とは少し違うが楽しい新婚生活が始まった。ある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜紀子の姿が消えていた――。

加賀シリーズ10作目で完結!

『祈りの幕が下りる時』
東野圭吾
講談社(価格:A$18.35<会員価格A$16.51>)

明治座に幼なじみの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに主人公の刑事・加賀は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母につながっていた。シリーズ最大の謎がついに決着する。吉川英治文学賞受賞作。

ランキングからPick up!

日日是好日/森下典子

お茶を習い始めて25年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋や父の死の悲しみの中、気が付けば、傍に「お茶」があった。がんじがらめの決まり事の先に、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけで良い」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……。季節を五感で味わう喜びと共に、「今、生きている!」、その感動を鮮やかにつづる。

KINOKUNIYA便り

今年で22回目の「日本映画祭(Japanese Film Festival)」。豪州の主要都市で行われ、シドニーでは11月15~25日に開催されます。日本で話題の作品に出合えるので、この時期は楽しみで待ち遠しいような気分を全身で感じます。英語字幕が付くので非日本語圏の友人とも気兼ねなく映画鑑賞できますよ。また、当店では日本映画作品の書籍を入荷していますので、映画鑑賞の前後に、お立ち寄りください。

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