ダン・ブラウン新著など、新刊紹介

読書好き集まれ!

最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

 

 本好きにとって、海外生活でつらいのは日本の本のトレンドに取り残されてしまうことではないだろうか。当連載ではシドニーCBDに店を構え、ローカルの間ではKINOの愛称で親しまれているオーストラリア紀伊國屋書店協力の下、今の日本の本のトレンドやランキング、お薦めの本を紹介していこう。お薦めの洋書も併せて毎月1冊、英語でご紹介。

2014年が幕を明け、16日には芥川賞・直木賞が発表されたり、21日には本屋大賞ノミネート作品が発表(4月8日結果発表)されたりと、見逃せない作品が続々登場しています。

1月ドラマ化の文庫原作タイトルでは、『チーム・バチスタ4螺鈿迷宮』(海堂尊)『鼠、江戸を疾る』(赤川次郎)『三匹のおっさん』(有川浩)が話題に。また、コミックでは『鬼火の冷徹』が1月からアニメ化されることで、注目を集めています。「このマンガがすごい! ランキング」も店頭で開催しています。

書籍紹介で取り上げた洋書『Alphabetical Sydney』のワークショップ・イベント(18日)とギャラリー展(7〜20日)も行います。店頭配布するギフト・ガイドには、1月末までの割引特典が付いているので、狙っている本がある人は今が買い時ですよ。読書心をくすぐる作品をラインアップしていますので、ぜひお立ち寄りください。(シドニー店 M.O)

 

今、売れている本は?ベストセラー・ランキング(集計12月5〜11日)

■文庫ベストセラー

1  疾風ロンド  東野圭吾  実業之日本社文庫
2  永遠の0  百田尚樹  講談社文庫
3  やなりいなり  畠中恵  新潮文庫
4  凍る炎—アナザーフェイス5  堂場瞬  文春文庫
5  感染遊戯  誉田哲也  光文社文庫

東野圭吾の文庫書き下ろし最新作がトップに。真冬の日本にピッタリのスキー場を舞台にした作品。日本の店頭では『Ski』
『Snow Boarder』の雑誌とコラボし、「ゲレンデにいこう! キャンペーン」を実施しています。

 

■新書ベストセラー

1  呆韓論 産経セレクト  室谷克  産經新聞出版
2  人間にとって成熟とは何か  曽野綾子  幻冬舎新書
3  人に強くなる極意  佐藤優  青春新書
4  嘘だらけの日韓近現代史  倉山満  扶桑社新書
5  ヒンシュクの達人  ビートたけし  小学館新書

1位と4位に韓国関連本がランクイン。外交、経済関係、歴史認識など多くの問題はありますが、日本と隣国がどうより
良い関係を構築するかというヒントとして読み込みたいものです。

KINOスタッフ、オススメの3冊

『李嘉誠 香港財閥の興亡』 西原哲也 エヌ・エヌ・エー (価格:A$27.50、メンバー価格:A$24.75)

アジアNo1の大富豪、李嘉誠の正体は? マカオのカジノ王スタンレーホーとは? 香港財閥リーダーの素顔や実態に迫る。香港経済は世界金融危機を経て打撃を被らないどころか、逆に経済規模を増した。本書では香港財界の生い立ち、思想、家族関係などバックグラウンドから、生々しい欲望や試算争いなどの内幕まで徹底的に取材し、その行動様式に肉薄。日本とも関係が深い香港の財閥を知らずしてアジア経済は語れない! シドニー在住ジャーナリスト西原氏(NNA豪州&オセアニア版編集長兼豪州法人社長)渾身の作品。

 

『わたしはマララ』 マララ・ユスフザイ 学研パブリッシング(価格:A$33.77、メンバー価格:A$30.03)

教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女。「すべての子どもと女性に教育を受ける権利を!」と訴え、イスラム武装勢力に銃撃された16歳の少女の手記が、世界24カ国で翻訳され話題作に! 本書は、テロリズムによって生活が一変した家族の物語でもあり、女の子が教育を受ける権利を求めた戦いの記録でもある。その勇気と主張を支持する声は世界中に広がり、相次いで賞を獲得、ノーベル平和賞・史上最年少候補となった。

 

『インフェルノ』 ダン・ブラウン 角川書店(価格:A$37.54、メンバー価格:$A33.79)

『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン最新作、待望の翻訳版。「目覚めたらフィレンツェだった。イタリアで何をしているんだ?」。当惑するハーバード大学宗教象徴学教授ラングドンに、医師シエナは「あなたの頭の傷は、銃弾によるものです」と話す。その直後、病院に現れた暗殺者に襲われ、病院を逃げ出した2人だが、ラングドンの上着のポケットには、見知らぬ金属製の円筒が。指紋認証で開封すると、ボッティチェルリの“地獄の見取り図”が現れた。ダンテの“地獄篇”の影響を受け描かれた絵には、暗号が隠されているのか? 追っ手を逃れヴェッキオ宮殿に向かった2人を次々と危機が襲う! 

 
 

洋書コーナー担当 今月のイチオシ!

『Alphabetical Sydney』Hilary Bell, Antonia Pesenti / UNSW Press (A$19.98, Members A$17.98)

This is our Sydney, the brightest and best of it, North to the south to the east and the west of it. Bats and cicadas, lawn bowls and the zoo, this is our town. Let us share it with you. A playful and vibrantly illustrated picture book that celebrates Sydney in all its diversity – from A to Z. The alphabet provided a structure that would allow us to roam freely around the city, highlighting its features both mundane and wondrous. This book evoke a Sydney that was personal, somewhat nostalgic, and a far cry from the tourist – guide version. There are a couple of icons we couldn’t go past – the Harbour Bridge, Taronga Zoo – but also this have a personal, specific view of the urban fabric that incorporated more than Bondi and The Rocks. Meet the Creators at Books Kinokuniya (18th January, 12pm) Gallery exhibition at Kinokuniya Wedge Gallery (next to front window) (2/1/2014-20/1/2014)

 

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