ライフ・プランニング「学業の選択」

第2回
「学業の選択」

人生の中で、自分で選択することができる最初の大きなライフ・イベントが就学、学業です。「何をどの場所でどのくらい勉強するのか」という選択は、「どのような職業につくのか」という、その次のさらに大きなライフ・イベントの選択にも密接に関わってきます。

子どものころは、学業の選択を自分ですることはとても難しいため、義務教育として強制的に小学校、中学校で一貫したコースの教育を受けます。それが高等教育ともなると、義務教育の間にどれだけ学習意欲を育て、学力を身に付けたかによって、ある程度の科目や方針を自分自身で選択をすることができます。ただ自分で選択できるとは言っても、志望したコースのレベルが、自分がそれまで残してきた小中学校の時の成績に比べて高すぎる場合には、選択できないということもありますので、義務教育は人生において、とても重要です。子どもにはその重要性がわからないので、その分保護者がしっかりとリードしてあげる必要があります。

それでは、思うような学業の選択ができないまま、大人になってしまった人たちはいったいどうしたらいいのでしょうか?

解決方法はただ1つ、学ぶことを続けていくことです。思い立ったが吉日。「60の手習い」という諺にも見られる通り(最近ではこれが40とか50とかいろいろな年齢で言われていますが)、学問や習い事を始めるのに遅すぎるということはないということです。

世の中には、60歳から大学に入って弁護士になった人もいれば、医者になった人もいます。日本人として初めてホノルル・マラソンに参加した佐々木生道さんは55歳からマラソンを始め、60歳ごろまで月1回のペースでフル・マラソンに出場していました。また、80歳で西日本女流美術展・特別賞を受賞した高田とし子さんは、70歳を過ぎてから油絵を習い始め、104歳の今でも描き続けています。

みなさんは、これまでにしてきた「学業選択」に後悔はありませんか?今からでも遅くありません。自分磨きのために、何かを始めてみませんか?


マクマホン洋子
◎英語教育&ライフ・コース・コンサルタント。児童英語教師養成講座、TOEIC、親子留学などを22年前にオーストラリア国内に広めたパイオニアでもある。日本人の英語が苦手な本当の理由を発見し、人材育成のための講座やセミナーを日豪の両国で行っている。

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